朝食抜き生活が生む肥満危険度5倍のこわさ。ダイエットをしたいなら、朝食を食べましょう!
こんにちは!城東区の祭り好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です^^
早いもので10月ももうすぐ半ばに差し掛かりますね。先週もそうでしたが、特にこの土日から各地でだんじり祭が盛んにおこなわれるようになります。
岸和田、堺、泉大津、和泉…。その次の週には富田林、狭山、東大阪、大阪市内…。まず間違いなく色んな地区を見に行くので、またTwitterやFacebook、ブログにてアップしていきますね。
【肥満や食欲の問題は遺伝子にあった】
遺伝子って聞いたことありますよね。
一時期話題になった遺伝子組換え食品などのあの遺伝子です。
カンタンに説明するなら、親から受け継ぐ「情報」や「設計図」のようなものです。
どちらの親も日本人なのに、産まれてくるこどもが金髪だったり、目の色がブルーだったりしないですよね。
親から受け継いだ遺伝子という情報・設計図を頼りに、カラダというのを作っているわけです。
遺伝子の中に、「時計遺伝子」というのがあるんです。
知らない人も多いかもしれません。
朝起きて、夜眠りますよね。
誰も指示していないのに勝手にそういうリズムを作っています。
そのプログラムを決めるのが皆さんご存知の「体内時計」。
実はその体内時計の正体は、細胞の中にある「時計遺伝子」なんです。
時計遺伝子は、活動したり抑制したりしながら24時間というサイクルを上手く刻んでくれているのですが、この時計遺伝子こそが、肥満や食欲と大きく関わるものなんです。
【朝食抜きで、肥満危険度5倍】
太らない生活をする上で最も大切なのが、朝ご飯を食べること。
「朝は忙しくて時間がないから。」
「1食抜く方がダイエットになる。」
なんて言っていると、痩せにくいカラダになってしまいます。
朝起きてからお昼にかけて、カラダは段々と活動的になっていきます。
仕事をしたり、勉強をしたり、運動をしたり。
たくさん活動をしますよね。
ですが、活動をするためにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーの源となるのが「食事」です。
だから、今から活動するぞっていう時に「朝食というエネルギー」がないと、ガス欠を起こしちゃうんです。
ガス欠を起こしたカラダはどうするかというと、自分の筋肉をエネルギーとして使おうとします。
そして、ガス欠に備えて、いつでもエネルギーとして使えるように、昨日食べたお昼ごはんや夜ごはんを「脂肪」として蓄えておこうとしてしまうんです。
これにより体脂肪が多くなってしまいます。
ある研究によると、朝食抜きの生活は、食べる生活を送っている人に比べて肥満の危険度が5倍になるといわれています。
ナゼそうなるかというと、我々の先祖がそういう遺伝子をカラダの中に組み込んだから。
それがさっきご説明した時計遺伝子です。
元々人間というのは、常に食事にありつけたわけではありません。
われわれの祖先がアフリカの荒野で誕生して以来ずっと、「狩り」という手段を用いて食べ物にありついてきました。
だから、規則的に3食食べるなんてことは出来なかったんです。
そして、常に「飢餓」という危機と背中合わせで戦ってきました。
そこで備わったのが、食べたものを体脂肪として蓄えておく仕組み。
食事にありつけなかったとしても、エネルギー不足に陥らず、またいつでも狩りが出来るようにカラダを変化させていったわけです。
今みなさんが何気なくおこなっている朝食を摂らないという生活は、実は、カラダにとって「飢餓状態」だと思わせてしまっているんです。
食べ物がいつでも手に入る時代になった今では、先祖が作り出したこの素晴らしき仕組みは、ダイエットの大きな敵になってしまったんです。
だからこそ、少しでも痩せたい・今の体重をキープしたいと思うなら、しっかりと朝食を摂りましょう!
ボクも必ず食べていますよ^^
食事に関するお話は別のブログでも書いているので、良ければご覧ください。
本日はこれで以上です。
最後までありがとうございました!
それではまた~♪
写真は大阪の玉造・鶴橋周辺にある食パンの美味しいお店です。
以前にブログも書いているので良ければこちらもどうそ^^