確率から見る、ソフトバンク柳田選手の凄さ。
大阪市城東区鴫野にある、
段上はり灸整骨院の院長・段上です^ ^
今日は、
無類の野球好きのボクからお伝えする、
マニアックな野球のお話です。
野球は確率のスポーツです。
相手を研究し、ヒットを打って塁に出る。
塁に出たそのランナーを
盗塁やバントなど、色々な戦術で次の塁へ進め、
ランナーをホームへ返す。
一点でも多く取った方が勝ちになるスポーツです。
そのためには、たくさん塁に出て、
ホームへ返す確率を高める必要があります。
それなのに、ヒットを打つ確率というのは、
超一流の選手でも3割程度。
確率としてはものすごく低いですよね。
そこで大事になるのが四球(フォアボール)。
塁へ出ることだけみれば、
ヒットを打つことと同じです。
相手に与える精神的ダメージを考えれば、
むしろ四球の方が価値は高いのかもしれません。
メジャーリーグでは、出塁率が重視されます。
出塁率とは、ヒット・四球・死球により、
どれだけ塁に出られるかを表した確率です。
この率が高ければ高いほど、
チームが点を取る確率が上がるとされ、
近年重要視されている指標です。
この出塁率が異常に高い選手がいます。
それは、ソフトバンクの柳田選手。
今年の打率は.259ながら、
驚くべきことに、出塁率.437なんです。
ヒットが28本に対し、四球は33個。
今年のパ・リーグの打率トップの岡島選手が、
打率.351、出塁率.396、四球はわずか6個。
その数字から見ても、
柳田選手の出塁率がいかに高いかがわかります。
もう一度言いますが、野球は確率のスポーツです。
たくさん塁に出るということは、
点を取る確率が上がるということです。
実際に、柳田選手の後ろを打つ、
内川選手・松田選手は、
パ・リーグの打点ランキング3位・4位です。
塁に出たランナーを
しっかりと返しているということです。
だからソフトバンクは強い。
柳田選手は去年、打率.363、本塁打34、盗塁32という、とてつもない成績を残しました。
ですが、今年はまだ打率.259、本塁打2、盗塁4。
この数字だけを見れば、
「今年は成績が落ちた」
と言われることが多いのも頷けます。
ですが、その中でもしっかりと四球を選び、
塁に出て、チームに貢献しています。
あまり目立たないですが、
ソフトバンクの強さはこういう所にある。
そんな風に感じた朝でした。
では今から結婚式に行ってきます^ ^