痛みを遠ざける方法は、「カンタンだけどめんどくさい」
段上はり灸整骨院の院長・段上(だんじょう)です^^
塵も積もれば山となる。
そんなことわざがありますよね。
実はコレ、カラダの痛みでも同じことが言えるんです。
「痛みは一日にして成らず。」
ちょっと格好よく言いましたが、これは本当です。
痛みというのは、
何か特別な動作をしたから出るわけではありません。
小さな疲労の積み重ねで、出てきてしまうんです。
突然出るものではない。
だからこそ、日々溜まるその疲労を、
毎日少しだけでも軽減することが出来たら、
痛みを遠ざけることが出来ます。
【カンタンだけど、めんどくさい】
普段、患者さんとお話をしていて、
「何もしてないのに痛くなった」
という言葉をよく耳にします。
ですが、それは大きな間違いです。
はっきり言って、原因のない痛みなどありません。
何もしていないのに痛くなったのではなく、
何もしていないと考えている体勢・動作に、
問題があるから痛むんです。
例えば、腰痛。
腰が痛くなった時、
朝、顔を洗うのが辛く感じたり、
靴下を履く動作が痛く感じたりしますよね。
カラダを曲げるという動作は、
本来、それだけ負担のかかる動作だということです。
痛みの無いときは、それを感じていないだけ。
それぐらい腰の痛みが強い時は、
腰を曲げず、足を使ってしゃがみますよね?
そのカラダの使い方が、
一番腰に負担の少ない動作だということです。
めんどくさいですが、
普段から、そういう心掛けをしましょう。
それだけで、疲労が溜まりにくくなります。
その心掛けが、
痛みを遠ざける一番カンタンな方法です。
カンタンだけど、めんどくさい。
でも、「めんどくさい」ことを省くと、
痛みは早くやってきてしまいます。
痛みが出ないようにするために、
この「めんどくさいこと」を続けましょう。
あなた自身が、快適な生活を送るためです^^
顔を洗う時、
靴下を履く時、
下の物を持ち上げる時、
「腰をあまり曲げず、しっかりとしゃがむ。」
ボクはいつも心掛けていますよ~。
皆さまも一緒に気を付けましょう^^
※明日は休診とさせて頂いておりますので、
お間違えのないよう、お気を付けください。