2017年第4回WBC日本代表「侍JAPAN」メンバーは残り9選手。あなたなら誰を選びますか?
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
1月も中旬に差し掛かり、プロ野球のキャンプインも近づいてきましたね。
自主トレをしている選手たちの動きも少しずつ変わってきたように感じます。
プロ野球ペナントレースの楽しみももちろんありますが、なんといっても今年は第4回目になるワールドベースボールクラシック(WBC)がおこなわれるので、プロ野球ファンにとっては、いつも以上に楽しみな一年になりそうですよね。
3月におこなわれる戦いの選手登録は1チーム28人。
それに先駆けて、先行で19名の選手が発表されました。
まずはそのメンバーをおさらいしましょう。
【WBC侍JAPAN19名の確定メンバー】
〇投手
牧田和久(西武)
菅野智之(巨人)
秋吉亮(ヤクルト)
〇捕手
〇内野手
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
山田哲人(ヤクルト)
〇外野手
秋山翔吾(西武)
鈴木誠也(広島)
筒香嘉智(DeNA)
これまでに日本のプロ野球でタイトルを獲得したことのあるような素晴らしい選手が集まりましたね。
メジャー経験がある選手が居ない中で、環境や気候、対戦相手の選手をよく知り、WBCで優勝経験がある現役メジャーリーガーである青木選手が居るのは、やはり心強いですよね。
ただ、まだ全ての選手が出そろったわけではありません。
メジャーリーガーを含め、これから9名の選手が選ばれます。
ある程度レギュラーメンバーが選ばれた中で、サブ的な扱いになるこの9名の選手の選考が非常に大事になってくると個人的には思います。
もうそうなると、この9名を自分で選びたくなるんですよね。笑
野球好きあるあるだと思いますが、勝手に選んでみました!
【WBC小久保ジャパン残りの9選手は?】
有力選手というか、ほぼ当確だというニュースが流れていたので、まずは貼り付けておきます。その後にボクなりに考察して選んでみたいと思います。
≪有力選手一覧≫
〇投手
千賀滉大(ソフトバンク)
石川歩(ロッテ)
岡田俊哉(中日)
〇捕手
小林誠司(巨人)
〇内野手
〇外野手
平田良介(中日)
登録できるメンバーは全部で28人。
現在選ばれている19人の構成をまず見てみましょう。
投手7、捕手2、内野手5、外野手5。
2006年は、投手13、捕手3、内野手8、外野手6(枠が30人)
2009年は、投手13、捕手3、内野手6、外野手6
2013年は、投手13、捕手3、内野手7、外野手5
ということから考えれば、投手は残り6人、捕手は残り1人、内野手・外野手は各0~2人というカタチになります。
確定メンバーを見た時に一番感じるのが、絶対的な選手や頼りになるベテラン選手が居ないこと。
国際大会では接戦が予想されます。
格下であっても、序盤から劣勢の状況もあるかもしれません。
そんな時に、経験のある選手、頼りになる選手が居ると、チームとしてのモチベーションは違うのかなと思います。
そうやって見た時に一番欲しい人材としては引退した元広島・黒田投手と、元巨人・鈴木選手。
黒田投手はメジャーも経験し、人望も厚いと聞くので、投手陣の枠に入るだけで大きな影響があるでしょうし、鈴木選手はここ一番、一点が欲しい状況で確実に盗塁を決めてくれるという安心感があります。
現役メジャーリーガーのダルビッシュ投手や田中投手の招集が限りなく難しい状況であることがわかっているなら、早い段階で彼ら2人にお願いしていても面白かったんじゃないかなと思います。
その方がWBCを見る人も増えたでしょうしね^^
カブス・川崎選手やソフトバンク・和田投手が入っても面白そうでしたが、彼らもチーム状況・ケガの影響で招集は見送られそうです。
過去の戦いを見て感じたのは、なかなか一点が取れないということと、やはりパワーでは叶わないということ。
そんな中で勝ち上がって世界一になるためには、やはり一点でも少なく抑え、一点でも多く点を重ねていくしかないんです。
だから、やはり鍵になるのは「投手力」と小技を絡めた「スモールベースボール」。
それに見合う選手をベンチにも入れておきたいと感じます。
【自分が監督なら、追加メンバーはこの9人】
投手
野村祐輔(広島)
選出の理由は、彼の制球力の高さと試合をまとめる能力。
投げてみないとわからない安定感のない投手は、やはりWBCでは使いづらい。
強化試合では打たれてしまいましたが、丁寧に低めとコーナーに投げ分ける技術の高さは「ザ・日本の投手」という感じがします。
安定した成績を残すことが出来るであろうメジャーリーガーの岩隈や前田投手が居ない中で、どうしても先発の一角に入れたい好投手です。
石川歩(ロッテ)
→2016年の防御率が2.16と安定し、野村投手と同じく、先発として試合を作れる投手。長身から投げ下ろす質の高いストレートと緩い変化球、左打者の外に逃げていくシンカーを投げ分け、三振もゴロも奪える完成された投手。球数制限のあるWBCでは、貴重な存在。
選ばない理由がないほどの投手なので、国際試合で無類の強さを誇った上原投手のような活躍を期待したい。
→選出の理由はなんといっても縦に割れる大きなカーブ。ストレートの質も高く、試合を壊すタイプではないので、WBC球さえ上手く操れれば、日本投手陣の柱になれる存在。
大リーグで活躍した野茂英雄氏や佐々木主浩氏、ドジャースのクレイトン・カーショー投手のように、縦に落ちる変化球は外国人に非常に有効なので、活躍を期待して選出しました。
森福允彦(巨人)
→シュート・スライダーを操り、内外角を広く使える変則的なセットアッパー。日本ハム宮西と共に、大事な場面を任せることになる貴重な一枚。
現在の日本球界を見渡した時に、安定した防御率を残した左投げの先発投手は、菊池(西武)、田口(巨人)、岩貞(阪神)、石田(DeNA)、和田(ソフトバンク)しかいません。経験・安定感・実力を総合的に加味した時に、左の先発投手を外す選択に至りました。
過去のWBCでは、杉内・和田・岩田・内海・能見・大隣といった左の先発投手が選ばれましたが、右の強打者に痛打され、活躍できない選手も多かった。
それならいっそ、無くすのもいいのではと左投手は選びませんでした。だからその分、確実に抑えたい場面で投げられる左投手の方が大事だろうという考えに至り、実力も経験もある森福投手を選びました。おそらく左投手ゼロという先発はないかと思いますが、発想の転換で敢えて外しました。
→なぜ今まで選ばれなかったのか不思議でしかたがない程の好投手。大事な局面で安定した成績を残し続けるセットアッパーで、クイックの早さもまた魅力。
150キロを超えるストレートと落差の大きいフォークボールを軸に、四球が少なく大事なところで三振が奪える貴重な選手なので、選出しました。
調子次第では、侍JAPANのクローザーを務めても面白い存在。
増田達至(西武)
→投手最後の一人は西武の増田投手。正直言えば、左投手をもう一枚入れたかったのですが、終盤の大事な場面を任せたり、先発の一角を任せられる投手が見当たりませんでした。小久保監督が楽天の松井投手をやたらと推すキモチがわかりました。笑
本当に悩みましたが、彼に決めた一番の理由は制球力。
内外角に質の高いストレートを投げ込むことが出来るので、たとえ左の強打者相手でも、勝負することは出来るのかなと感じました。
西武でストッパーを務めていることもあり、数々の修羅場を潜り抜けてきた経験は、舞台は変われど生きてくると思い選出しました。
捕手
石原慶幸(広島)
→過去のWBCでの正捕手は、里崎・城島・阿部と絶対的な選手が務めてきました。
ですが、12球団を見渡した時に、残念ながら「この選手しかいない!」と太鼓判を押せる選手が居ませんでした。
それを強く感じたのが打力。
打撃を期待できる捕手が少なく、好打者が揃う侍JAPANのスタメンの中で、最も多く代打を出されるポジションではないかと思います。
おそらく8番、もしくは9番という打順で打席に立ち、早い回であれば5回・6回辺りでの代打もある試合も出てくることでしょう。
島選手がスタメンマスクを被り、代打で交代した後は大野選手が出る。また終盤に逆転のチャンスがやってきた時に大野選手にまわれば、きっと代打が出る。
そうすると、仮に逆転をして最終回、もしくはタイブレークになった緊迫した状況では、3番手の捕手がマスクを被ることになります。
だからこそ、3番手の捕手の役割というのは非常に大きいと感じ、若手選手ではなく、WBCを経験している石原選手を選びました。
→彼の選出に関しては意義を唱える人は居ないと思います。球数制限があり、複数ポジションを守れる選手が重宝されるこのWBCにあって、非常に貴重な選手です。
壮行試合で見せたシーズンと変わらぬ出塁率の高さ、球数を投げさせる打撃、盗塁王にも輝いたことのあるあの足は、バックアップ要因としてだけでなく、9番バッターとして起用するのも面白いと思います。
外野手
→経験、スピード、打撃、守備という大事な要素を全て備え、チームの中心としても、代打・代走・守備固めというユーティリティプレイヤーとしても期待が出来る選手。
WBCを経験していない若手が多い今の侍JAPANにとっては、必要な人材だと思います。2006年のWBCの時に代打・福留がホームランを放ったように、切り札として起用すると、何かやってくれそうな雰囲気を醸し出すそんな選手。
カラダの状態が思わしくなければソフトバンク・中村選手を選びますが、状態が良いならぜひともメンバーに入れておきたいので選びました。
以上がボクが選んだ9人。投手に関しては、左が少なくバランスの悪い編成ですが、左投手が左打者に強いというセオリー自体が正直どうなのかなと思います。仮にそうだとしたら「左投手が得意な右打者」はスタメンにたくさん居るという意味でもあります。
その概念に捕らわれず、日本が目指す野球に合う本当に「良い選手」を選出しました。
そして、出来るなら4番は筒香選手でいってほしいなと思います。
筒香選手を推す理由は対応力の高さとキモチの強さ。
ポイントを近くして逆方向にも打つことが出来るあの打撃スタイルなら、手元でボールが動く海外の投手相手でもかなりの成績を残すことが出来るはずです。
また、ボールに対して不安な様子を見せる坂本選手や山田選手をよそに「WBC球で練習しているか」との問いに「触っていないです。そこに合わせて、何か特別なことをする必要はない」とキッパリと言い切ったあの姿は、チームの顔である4番に相応しいと感じました。
こんなことを書いていると、小久保監督がどんな選手を集めるのか、どんな戦い方するのか、どんな采配をするのかが気になって仕方がありません。笑
野球好きの方はわかりますよね、このキモチ。
ジャーナリストでも何でもないボクはこんな感じの9人を選びましたが、ブログを最後まで見て下さった野球好きのアナタなら、どんな9人を選びますか?
そんな質問を最後に、今日のブログを終えたいと思います。最後までありがとうございました!
それではまた~♪