大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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2009年のWBC決勝戦で、バントを1球で決めた稲葉選手から学ぶべきこと。

こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

ついにWBC二次ラウンド、日本対オランダの試合がおこなわれますね。オランダの強力打線を侍JAPANの豊富な投手陣がどれだけ抑え込めるか、またどれだけ細かい野球で一点を取りに行けるかが勝利のカギになりそうですね。

【不安や緊張を乗り越える】

誰でも生きていると不安や緊張ってありますよね。

あまりやったことはないけど出来るのだろうか。

これを言ったら何て言われるだろう。

失敗したら責められるんじゃないか。

そんなことを考えると、平常心で出来なくなりますよね。それが大きな舞台になればなるほど、注目している人が多ければ多いほど。

 

そういった意味からいうと、プロスポーツ選手って本当にすごいなって思います。

なぜなら、それだけの観衆、注目している人が居る中で結果を出さないといけないから。

プロ野球選手でも年俸が尋常じゃなく高いと言われますが、それには理由があると思うんですよね。

だって、国民すべてが注目するWBCのような大きな舞台で、たった一度でも失敗したらえらいことじゃないですか。

それによって負けることになれば尚更です。

もしかしたら、その失敗から立ち直れず、今まで通りのプレーが出来なくなり、仕事を失うこともあるかもしれません。

 

世界一になった2009年の決勝戦で、韓国相手にイチロー選手が試合を決めるタイムリーヒットを打ったのはまだ記憶に新しいですよね。

あの後、イチロー選手はメジャーで初めて「故障者リスト」に入りました。

故障者リストとは、ケガなどでプレー出来ないと判断された選手が一時的に入るリストのことです。

イチロー選手がリストに入った原因は胃潰瘍でした。

胃潰瘍は極度のストレス受けた時に起こりやすい病気です。あれだけカラダが強く、メンタルも強い何千本もヒットを打っている超一流選手でも、それだけ重圧が掛かっていたということです。

あの場面で結果を出したイチロー選手も本当にすごいですが、それをお膳立てし、イチロー選手が試合を決められる状況を作り出した選手が居ます。

それは当時日本ハムの稲葉選手。

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【普段試合でやらないことを一球で決めた稲葉選手】

延長10回、内川選手がノーアウトで出塁しました。

試合は同点。是が非でも一点が欲しい状況。そしてランナーを一つでも先の塁に進めたい状況で、稲葉選手にまわってきました。

稲葉選手はこの大会、当時監督を務めていた原監督から「 4番 」に指名されたほどの選手。

それほどの選手に出たサインは「 犠牲バント

これを成功させればイチロー選手にチャンスがまわる。

でも、失敗すればチャンスを潰して流れが韓国に行く。

そんな状況の中で、稲葉選手は一球でバントを成功。

あまり取り沙汰されてはいませんが、あのプレーが試合の流れを持ってきたといっても過言ではありません。

侍JAPANだけでなく、日本ハムでも主軸を務め、試合ではあまりおこなわないバント。それを雑念がチラつくあの状況でわずか一球で成功させました。

あの後「今、振り返って、なぜあの場面でバントを決めることが出来たのか。」という問いに稲葉選手は、

それは、ああいう場面を想定して、ずっと練習をしてきましたから。ただの練習だけではないですよ。常日頃の練習から、こんな緊迫した場面を想定して、やってきました。練習のための練習ではなく、どれだけ自分にプレッシャーを与えながらやれるかどうか。
通常の打撃練習でも、場面を想定して、自分にプレッシャーをかけていきながら、やっています。それは、上手くなりたいというためだけではなく、チームが勝ちたいからという思いでやっていること。だから自己犠牲もしますし、バントもします。チームが勝つことを一番に考えないといけないですね。

このコメントを聞いて「さすがプロ!」で終わってはいけないとボクは思います。生きていれば必ず誰しも、不安な緊張を強いられる状況があるはずです。その時のために、想定して、しっかり準備しておくことが大事です。

鍼灸師であるボクは、自律神経の乱れを訴える方を多く診させていただいています。

鍼やお灸をおこなうとカラダが元気になります。

カラダが変わるとココロまで元気になります。

たしかにそうですが、カラダを良い状態で維持し続けるためには、キモチの部分を強く持つことが何より大切だと思っています。

「 病は気から 」って昔の人はよく言いましたが、それは本当だと思います。

不安な気持ちから生まれる病気なんてたくさんあります。

なので稲葉選手のように、たくさん準備や想定をして、キモチを強く持てるよう過ごしていきたいですよね。

これからおこなわれるオランダ戦を前に思ったのは概ねそんなことでした。

 

と言いながら、だんじりの行事があってWBCを見ることが出来ない野球好きのだんじょーからは以上です!笑

それではまた明日~♪

 

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