大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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巨人・鈴木尚広選手の引退を見て、自営業者として思うこと。

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こんばんは!城東区の野球好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です。

ボクが昔アルバイトをしていた北新地のステーキハウスが、鉄板焼ステーキの発祥のお店だという話は、ただのウンチクなのでまたどこかの機会でお話しますね。

 

【20年の現役生活に終止符】

メジャー通算541本塁打レッドソックスで上原投手と共に世界一にも輝いたデービッド・オルティス選手が現役を引退しました。

最終年の今季、打率.315、本塁打38、打点に関してはリーグトップの127という圧倒的な成績を残しながらです。

誰がどう見ても、まだ何年も続けられるような成績での引退。

 

最後の引き際って人それぞれですよね。

 

オルティス選手のように余力を残しながら引退する選手もいれば、何年も二軍暮らしや独立リーグ・台湾や中国のリーグで現役を終える選手もいます。

成績を残しての引退なら「まだやれるのに。」と周囲から言われ、ボロボロになりながらの引退なら「もっと早く辞めていればいいのに。」と言われる。

そこに「お疲れ様」という言葉も入りますが、必ず何かを言われます。

 

でも最後に決断するのは、自分自身です。

 

プロ野球選手の場合は、戦力外通告というのもありますけどね。

それでもまだ続けたいのか、それとももう辞めるのか、その引き際は最終的に自分で決められます。

 

そんな引き際を、オルティス選手と同じく余力を残した形で決断した選手がいます。

それは、東京読売巨人軍鈴木尚広選手。

鈴木選手の代名詞といえば、やはり「足」。

主に試合終盤の代走という起用ながら、盗塁成功率が日本プロ野球で歴代最高の.889を誇る足のスペシャリスト。

38歳になった今季もまた、10個の盗塁を試み、すべて成功しています。

我が愛する阪神タイガースも、もう何年も彼に引っ掻き回されました。笑

そんな鈴木選手も今年、20年の現役生活に終止符を打ちました。

 

周囲から見れば「まだやれるのに。」と思われる決断ですが、本人は「技術や体力が衰えているとは思わないけれど、心の部分で引っかかるようになった。」と話していました。

一瞬の判断が勝負の分かれ目となる役割の中で、「心の迷いがあってはならない」という勝負師らしい決断だったと思います。

 

【カラダを健康に保つことの大切さ】

彼ら二人の引退を受けて、感じたのは彼らのカラダの強さ。

いや、凄いのは20年の現役生活に耐えられるカラダを維持してきたことの方かもしれません。

なぜなら、彼らは現役生活の中でたくさんのケガをしてきました。

特に鈴木選手なんかは、一年に三回も骨折をし、チームメイトから「骨折くん」と呼ばれたこともあるような選手です。

ですがそれでも、この厳しいプロ野球の世界の中で、20年間現役生活を続けることが出来ました。

きっとその裏には並々ならぬ努力、トレーニング、健康管理があったのではないかなと思います。

 

仕事を一番に考え、カラダを健康に保ってきた彼らのそんな姿を見て、ボクらも学ぶべきことがあるんじゃないかなって思いました。

特に自営業者、ましてボクのように一人で店舗を運営している人はそうなんじゃないかと思います。

一人で店舗を運営している人は、大きなケガや病気をしてしまっては、それだけで店舗の運営が出来なくなってしまいます。

そうなると、来ていただく方にも迷惑が掛かりますし、ボクたち自身も生活が出来なくなってしまいます。

そうならないためには、やっぱりカラダを健康に保つことが大切なんです。

仕事をするためには、カラダが元気でないとダメなんですから。

元気なまま、技術も衰えぬまま、彼らのようにカッコ良い引き際を迎えられるように、いつまでも健康に過ごしたいものですよね。

引退する記事を読み漁り、感じたのは概ねそんなことでした。

それではまた^^