同じモノを届けるなら、想いが伝わる方がいい。
院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
今日は朝から映画の撮影があり、休診とさせていただいております。
ご理解いただきまして誠にありがとうございます!
そんなこともあり、毎日続けているブログの更新が出来なくなりそうなので、
朝4時30分に起きてのブログを書いています。
【やることが同じなら安い方がいい】
先日、旭区のクリーニング屋さんに、冬物のクリーニングをお願いしてきました。
ボク自身、個人経営のお店にクリーニングを出すのは初めてだったのですが、
そこで凄く感じさせられるものがあったんですよね。
クリーニングってドコに出すのも同じ。だったら安い方がいい。
そんな感覚だったのですが、今は違います。
大切な洋服は、想いを持って、大切に扱って下さる方の所へお願いしたいなって感じました。
【想いを届けるクリーニング屋さん】
70年以上続くクリーニングトラヤさんはこんな感じ。
そして、奥に居るのが、若手社長の安田さん。
遅い時間に伺ったのですが、嫌そうな顔ひとつせず(?)、快く引き受けてくださいました。
そして、安田さんの計らいで、工場見学をさせて頂いたんです。
なかなか普段、クリーニング屋さんに来ることもなければ、中へ入らせていただくことなんか、特にありません。
せっかくの機会だったので、遠慮なく中を見させていただきました。
あまり大きくない工場の中には、たくさんのスタッフさんと、たくさんの機械がありました。人が通るスペースが辛うじてあるかないかのスペースの中を、スタッフさんが所狭しと動き回っていました。
シャツがキレイになっていく工程の写真。
シャツひとつをとっても、たくさんの工程があり、
スタッフさんがその持ち場ごとに交代しながら作業を進めていきます。
それも流れ作業的ではなく、一つ一つの工程を大切にしているように見えました。
クリーニングが終わったシャツがこんなにキレイに並べられていました。
社長の安田さんも自ら仕事をされていました。
クリーニングトラヤさんは、個人経営のお店でありながら、たくさんのスタッフさんがおられます。
年齢もさまざまなんですが、日々の発信を見ていると、楽しくお仕事をしているのが伝わってくるんです。
スタッフさんの誕生日の時はこんな感じ(お写真お借りしました)
別のスタッフさんの誕生日の一幕(お写真お借りしました)
この写真もそうですが、皆さん楽しそうでしょ?
今の写真も繁忙期の時で、一年で一番忙しく大変な時期なんだそうですよ。
そんな風に感じませんよね。楽しそうです。
実際に工場見学させて頂いた際も、遅い時間だったのですが、嫌そうな顔ひとつせず、イキイキと仕事をされていました。
そして、社長さんでもある安田さんも一緒に汗水たらして働き、休みもないそうです。
でも仕事が楽しい、っておっしゃっていました。
そんな安田さんが以前にこんなブログを書いていたのでご紹介します。
たまに、作業しているスタッフから、
このお洋服はどうしたらいいですか?
って聞かれるときがあります。
そんな時は、
「もしもそれが、好きな人のお洋服ならどうする?」
って答えます。
やっぱり、ボクが思う良いクリーニング屋さんって、
「好きな人の、大切な人のお洋服を洗うように、心を込めておこなうこと」
だと思うんですよね。
そうやって想いを持っておこなうことで、絶対にキレイになると思うんです。
そんなことをおっしゃっていました。
お会いした時にも、本気でそうやって話してくれていました。
実際に働く姿を見させて頂いても、そういう想いが伝わってきました。
個人経営のクリーニング屋さんにお願いしたことがなく、
今までは安い方がいい、なんて思っていました。
でも、そうじゃないと気付きました。
だって、クリーニングに出す洋服って、洋服の中でも大事な物ですよね。
わざわざお金を掛けて、クリーニングに出すぐらいですから。
そんな大切な洋服を、流れ作業のように扱われたらやっぱり寂しいです。
ですがこうやって、想いを持って、大切に扱って下さるところがあるのなら、
そこへお願いしたいなって感じました。
ただ単にモノを届けるのではく、想いを届けるって大切なことなんだなって、ものすごく気付かせていただきました。
ボクも治療以上の何かを届けられているのかな。
安田さんやトラヤさんのスタッフさんを見習って、もっと想いを届けれるようにしていきたいな。
そんなことを感じさせていただきました。
ちょっと褒めすぎた感があるので、ちゃんと仕事をしない姿も載せておきますね。笑