大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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映画の撮影は、ひとつひとつの事を丁寧に積み重ねて作り上げていくものだった。

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大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院

院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

 

お伝えしていたように、地元・城東区鴫野のだんじりが映画に出ることになりました。

ボクも、祭をおこなう一員として、昨日と今日の2日間、撮影に参加させて頂きました。

もちろん、映画撮影に参加することも初めてなら、撮影風景を見ることも初めてで、何もかもが新鮮な体験でした。

 

内容については、一切お伝え出来ませんが、映画って、本当に細かいことを積み上げて出来るものなんだな、と感じました。

 

【納得がいくまで繰り返す】

この二日間、週間天気予報では、曇天もしくは雨天予報でしたが、どちらも晴天に恵まれ、延期や中止をすることなく撮影が出来ました。

ただ、ちょっと暑すぎました。笑

その暑い中でだんじりを動かすんですから、なかなかな疲労度でした。笑

 

撮影に参加して気付いたことは、撮り直しが多いこと。

 

納得がいくシーンが撮れるまで、何度も何度も撮り直す。

ボクたちには、どれが良くて、どれが悪いのかもわかりませんが、とにかく撮り直しが多かった。

だから、だんじりを進めては戻し、そしてまたすぐに進めるの繰り返しだったんです。

 

「そんなもんちゃうの?」って思われるかもしれませんが、

だんじりって結構重たくて、町にもよりますが、大体2~3トンぐらいあるんです^^

この30℃を超える暑さの中ですからね、なかなかハードな作業でした。

 

正直なところ、仲間と「そんなに撮る必要あるのかな?」って話していたぐらいです。

 

【まさかの再会】

この撮影に参加する前日まで知らなかったんですが、実は、今回の撮影のスタッフ側に、ボクの中学の同級生が居たんです。

中学校以来の再会が、まさかの映画の撮影^^

スゴイことですよね(笑)

 

彼は、アクション部の方で参加していたのですが、東京へ行って(この仕事を初めて)、もう10年になるんだそうです。

だから、アクションがあるシーンでは、指示を与える側だったんです。

 

言葉で丁寧に説明したり、身振り手振りを交えて身体で表現したり。

撮影中盤では、シーンに納得がいかず、制作側の方に対して語気を強めて言い合う部分もありました。

 

彼のその姿を見た時に、

何でこんなにも撮り直すのかがわかりました。

 

監督さんも、俳優さんも、アクション側の方も、

みんなプライドも持って、自分の考えを持って撮影に挑んでいるんですよね。

だから、自分の思う部分と違うところがあると、たとえ相手が誰であろうと、すぐに想いを伝えるんです。

 

それは、誰のためでもなく、良い映画を作るための行動なんです。

意見は食い違っても、向いているベクトルはみんな同じ。

 

そのアツイ気持ちのせいで、撮り直しがこんなに起きるんだなって感じました。

 

ホントに、ひとつひとつの事を積み重ねて作り上げていく感じなんです。

 

何度も何度も繰り返すその行為は、誰にとっても大変な行為です。

 

ですが、良い作品、良い映画を作り上げるためには、

そういった小さな積み重ねが大事なんでしょうね。

実際に参加させて頂いて、そんなことを感じました^^

 

撮ったシーンがどう繋がり、どういう展開になっていくのか今から楽しみです。

そして、二日間の疲労がピークに達している状態でブログを書いているので、

頭が回らず、ちゃんと書けているか心配です。笑

 

多少おかしくても許してくださいね(笑)

 

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました!