筋肉は環境に応じて強くなり、そして弱くもなる。健康に過ごすために今ある筋力を維持していくことの大切さ。
こんばんは!大阪市城東区・段上はり灸整骨院院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
もうすぐWBCに向けて、野球日本代表の試合がおこなわれますね。セカンドの菊池と山田の使い方、中田・筒香・大谷などのクリーンナップの打順の組み方など、試合前ですがワクワクしますね。どんな試合をするのか今から楽しみです。
【筋肉は置かれている環境に適応しようとする】
宇宙飛行士さんが、宇宙へ行く前にしっかりとトレーニングを積んでいるのを知っていますか?
また、宇宙へ行ってからもトレーニングを欠かさないのを知っていますか?
これウソじゃなく、ホントの話なんです。
知っている方も多いかもしれませんが^^
ではなぜ、宇宙でトレーニングが必要なのか。
それは、無重力空間で生活をすると、筋力が落ち、骨密度が下がってしまうから。
筋肉や関節というのは、ある程度の負荷を掛けておかないと、弱っていってしまうんです。
宇宙は無重力状態なので、カラダを支える必要がなくなります。
そうすると、カラダを支える筋肉が弱くなっていきます。
「もうおれたちの出番はないわー。」なんて、そんな風に感じちゃうんです。
ボクたちの先祖が生きるためにカラダを進化させていったのと同じで、ヒトのカラダはその環境に適応しようとします。
生きるのが過酷な環境ならカラダはそれに向けて強くなり、生きるのに苦労しない贅沢な環境ならカラダは甘えて弱くなってしまいます。
カラダを鍛えれば筋肉が付いて大きくなっていくのはそのためです。
でもやらなければ筋肉ってどんどん落ちていきますよね。
今日も患者さんとそんなお話をしていたのですが、将来健康に過ごすためには、今ある筋肉を出来るだけ落とさないということが何より大事になってくるんです。
筋肉は年齢と共に落ちていきますからね。
そのお話していた方は75歳なのですが、ゴルフに行ったり、美味しい物を食べに出掛けたり、旅行にもよく行かれたりしています。
ですが、同じ75歳でも同じような過ごし方が出来ない方もおられます。
足が弱り、ほとんど外に出られない。
その両者の違いとしては、もちろん病気の場合もありますが、それ以上に大きなのは筋力の差。
自分のカラダを支える足やお尻の筋肉が、どれだけしっかりしているかが大事です。
お年寄りの方が、転倒して骨を折ることがよくありますが、骨がもろくなることが問題ではなく、転倒してしまう筋力が問題なんです。
将来そうならないために、出来るだけ筋力を維持していきましょう^^
今からそんな先の話をしてもピンと来ないでしょうが、将来への貯金だと思って、そして健康に過ごすために、しっかりと自分の足で歩いたり、階段を使ったり、たまにでいいのでちゃんと負荷を掛けてあげてくださいね。
同じ人生を過ごすなら、少しでも快適な方がいいですもんね。
健康のために筋肉を維持しようという話をさらっと書く予定がまたまた長くなってしまいましたが、お伝えしたいことは以上です。
それではまた~♪