昨日の敗因は、経験の差。このチャンスを生かすも殺すも彼ら次第。
院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
阪神タイガース×西武ライオンズの試合を甲子園球場にて観戦してきました。
互いに若い選手が多い中での一戦。
延長12回まで及んだ死闘の勝敗を左右したのは、きっと「経験の差」だったのではないでしょうか。そんな風にボクは感じました。
【積極的な若手起用が生んだ功績】
互いに平均年齢が低いスターティングメンバー。
北條・高山・横田など、以前までの阪神では考えられないほど選手が若返りました。
反対に西武は、伝統的に積極的に若手を起用するチーム。
松井稼頭夫が抜けた後は中島裕之、中島が抜けた後は浅村栄斗と、切れ目なくスタープレーヤーが誕生しています。
その誕生する要因としては、若手を積極的に起用するところにあるとボクは思います。良いプレーをしても、ミスをしても、そして、結果が出なくても選手を使い続ける。
その結果、選手が色々な経験をし、成長し、スタープレーヤーになっていく。
昨日躍動した栗山や秋山なんかもそう。
栗山が入団して1軍の試合で活躍し出した時の守備は本当にひどかった。
決してプロと言えるようなプレーではありませんでした。
ですが、昨日のプレーを見てそんな風に感じた人は一人も居ないと思います。
それだけたくさんの経験をさせてもらい、練習し、努力して、成長していったのではないでしょうか。
昨日の試合を観ていて、阪神で特に目立ったのは、横田・高山の守備、そして、高山のバントミスでした。
ここが昨日の試合の敗因だったように思えて仕方ありません。
奇しくも、この二人は開幕戦から1・2番を組み、それが大当たりし、金本阪神・超変革の象徴とまで騒がれました。
現在では、開幕当初の活躍は出来ていませんが、これから先、毎年のように阪神が優勝争いを繰り広げていくためには、彼ら二人をはじめ、若手の成長が必要なのは明らかです。だからこそ、金本監督は「超変革」を掲げ、若手を、そして彼らを積極的に起用しています。
その期待に応え、
ミスをしても、打てなくても、それをバネに変え、飛躍の糧に出来るかどうかは、首脳陣ではなく、彼ら自身に掛かっています。
彼ら二人が目指すべき道は、
相手として戦い、たくさん出塁をし、1点を守り抜く守備を見せた栗山や秋山にあるんじゃないかなと、試合を観ていてそんな風に感じました。
左打ちの外野手という共通点を持つ高山・横田が、西武の栗山・秋山のようになった時、阪神は本当の強さを手に入れるのではないでしょうか。ファンとして、そんな日を心待ちにしています^^
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