同じお店でも、買いたくなるか、買う気にならないかの違いは個人との関係性。
院長の段上 功です^^
悪天候の中でも、遠方よりたくさんの方にお越し頂きました。
大阪でも、城東区の鴫野という小さな町の小さな治療院に、電車や車に乗ってわざわざ来ていただける。本当にありがたい話です。
【人の興味は個人にある】
ボクらのような治療家は、普段、患者さんと色んな話をします。家族や恋愛のこと、趣味や仕事のこと。あまり他では言えないような話までして下さる方も少なくありません。
それだけ色んな話をしていると、患者さんから気付かせて頂くことも結構多いんです。
今日も改めて学ばせて頂いたお話がありました。
電車を乗り継いで来て下さるその患者さんは、いつも同じお店で服を買うそうです。
それも年に2回、たった2回で10万円以上の買い物をする。
つい最近も、多分に漏れず、4万円以上のお買い物をしたとのこと。
でも、そのお店はお家から1時間以上もかかる場所にあるんです。
気軽に買い物へ行くにしては少し遠く感じます。
ですが、それだけ遠くても、店長さんからのDMが届くと必ず伺うそう。
それは、店長さんとの付き合いが長く、何も言わなくても自分に合ったコーディネート、好きそうな服を提案をしてくれたり、たわいない話をしてくれたり、何も気を遣うことなくお買い物が出来るからだそうです。
もし、行った日に店長さんが居なければ、服を買わない日もあるとのこと。
服を買うことには変わりないのに、その人が居なければ気持ちが動かない。
それって、どういうことかというと、買い物に行くのは、商品だけが目当てじゃないということなんですよね。
言い換えれば、その患者さんは、ブランドやお店に興味があるんじゃなくて、店長さん個人に興味があるということ。だからそこで買いたいと感じるわけです。
これってホント大切なことだな、と感じます。
それだけの関係性を築き上げるのはカンタンなことではありません。
ですが、店長さんがその方に似合うコーディネートの提案をしたように、まずは、ひとりの相手を大切に想う心が大事なんですよね。
それを積み上げていくと、そこに関係性が生まれる。
結果的に、物を買いたくなるか、買う気にならないかの違いは、関係性があるかないかなんですもんね。
こういう思考は、ボクらを含めた人と接する仕事をしている人には大事なんじゃないかな。
仕事終わりにカルテを書きながら考えていたのは概ねそんなこと。
蒸し暑く天気の悪い日が続きますが、水分をしっかりと摂って、毎日を乗り切りましょう!!
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!