すべては分からなくても、相手が何を望んでいるかを考えることが大切。
予定されていた映画の撮影が雨天のため中止となり、
休診予定だった明日が一転、通常診療に変更になった、
【相手が何を望んでいるかを考えることが大切】
例えば、服を買いに行ったとき。
どんな物があるのか、さら~っと見たいと思っているのに、
店員さんがグイグイ接客してきたり、
何着か試着してみたくて、服を持ってウロウロしているのに、
店員さんがキョリを置いて、話し掛けてくれなかったり。
そんなことってよくありますよね。
店員さんなりに、キョリ感を大切にしてくれているからだとは思いますが、
そんなとき、「あっ、ここ、なんか違うなー。」って感じたりするものです。
もちろん、服を買うときには、
話し掛けて欲しいときもあれば、話し掛けないで欲しいときもあります。
そのキモチは、その日によって違ったりします。
それを分かってほしいというのはなかなか難しいかもしれませんが、
もうちょっとこっちのキモチも察してほしいなーって思うときがあるんですよね。
これは何も、服を買うときだけに限ったことではありません。
カフェや居酒屋のような飲食店さんでも、
美容室やネイルサロンのような美容サロンさんなんかでもそうだと思います。
ずっと通い続けているところって、接客するときに、
ある程度のキョリ感を保ってくれて、居心地がいいから行くわけですよね。
ただ美味しいから、ただ腕がいいからだけ行っているわけではないと思います。
ちなみにボクも、16年ほど同じ美容師さんに髪を切ってもらっています。
それぐらい居心地がいいから通い続けているんですよね。
これは、ボクらの業界も例外じゃなくて、
同じことが言えるなーって感じたんで、今日そんなことをつぶやきました。
整骨院や鍼灸院は、治療の場ではあるけれど、癒しの場でもあると思う。バタバタと忙しい生活を送っている人にとっては、ベッドに横になれるだけでキモチが落ち着くもの。もしかしたら、唯一の安らげる時間なのかもしれない。だから、ただやみくもに会話をすればいいというわけではないとボクは思う。
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) 2016年7月8日
ボクのところでは、鍼を打ってから、
少しその状態のままで過ごしてもらう時間があります。
カーテンを閉めてひとりの空間になり、
赤外線でポカポカと温まってくるその約10分間。
とにかく会話をしたい、何かの相談したいという方もいれば、
ただゆっくりと休みたい、癒しの時間に使いたいという方もおられます。
それは、先ほどの服屋さんの例のように、そのキモチは日によって違うかもしれません。
もちろん人間なんで、完璧には分からないですが、それでも出来るだけ患者さんのキモチになって感じることが大切だと思うんですよね。
せっかく選んで来ていただいているんですから、やっぱり居心地よく過ごして欲しいですもんね。
服屋さんが服を売ることがだけがすべてじゃないように、
治療家もまた、ただ治療をすることだけがすべてじゃないと思っています。
そんなことを日々思いながら、感じながら仕事をしています。
撮影のために、明日の予約をすべて別の日に振り替えてもらったので、
明日は、患者さんがものすごく少ないかもしれませんが、
雨の中でも頼って来て下さる患者さんのために、精一杯尽くします!!
では今日はこれで終わらせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【番外編】
昨日は、阪神の青柳投手の内・外を上手く使った投球が良かったですね^^
内角を意識させるボールがあると、外角の変化球が生きてきますね。
青柳投手の今後に期待です!!