鍼灸での自費診療に切り替えて2ヶ月半、現在の状況と今想うこと。
西武ライオンズの岸投手が、球団へFA移籍の意向を伝え、楽天イーグルスへの移籍がほぼ確実となりました。これで楽天は来季、則本投手とのダブルエースを形成することが出来、2人でかなりの勝ち星を稼げるのではないでしょうか。田中マー君が24勝をして優勝をして以来のリーグ優勝も望めるかもしれませんね。
こんばんは!大阪市城東区・段上はり灸整骨院の野球好き院長・段上 功(だんじょう いさお)です^^
ボクの治療院では、
今年の9月1日に保険診療を撤廃しました。
整骨院としての治療を辞め、保険を使わない鍼灸院として再スタートいたしました。
それから今で2ヶ月半。
「自費に変えてどう?」
と有り難いことによく声を掛けていただきます。
実際のところ、経営的な面から見たら、
今までで一番しんどいです。
開業して4年と少し経ちますが、開業当初よりも厳しい状況です。
それもそのはず「保険が効く治療」と、「実費の鍼灸治療」では施術代金に大きな開きがあります。
安い治療でも5000円はしますからね。
だから、切り替えてそんなすぐに上手くいくはずがありません。
実際に、決断する以前からある程度こういう結果になるだろうなと予測していました。
ただ、こうやって決断して、一番大きく変わったことは仕事が楽しくなったこと。
もちろん売上という経営的な面からみたら決して楽なものじゃありません。
ですが、売上を追い掛けて決断したわけじゃないので、本当に毎日楽しく過ごせています。
だから今現在のキモチは、自費診療に切り替える決断して良かったなって素直に思っています。
【リスクを背負ってまで自費診療に切り替えたワケ】
自費診療に切り替える前のブログで、その想いを書きましたが、決断した理由は本当にそこに書いてある通りです。
段上はり灸整骨院は、9月1日(木)より保険診療を撤廃し、鍼灸治療のみをおこなう治療院として再スタートいたします! - 大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ
保険の縛りのせいで治療できる症状が限定され、施せる手技も狭まり、時間の制約も受ける。
そんな毎日にキモチが付いていかなくなったんです。
もっと自由に治療が出来たなら。
もっと変化が出せるのに。
そしてもっと楽になっていただいて、今より確実に快適な毎日を送れるようになるのに。
そんな風に思っていました。
実際に、保険の治療とは別の時間帯でおこなっていた自費の鍼灸治療の時には、そんなキモチは一切抱いていませんでした。
本当に辛く困っている方に、全力でお応え出来ることが嬉しくて楽しくて仕方がなかったんです。
もちろん、高い金額を払ってまで来られる方なので、症状も保険診療で来られる方よりも重たいです。
ですがその分「やりがい」があったんです。
そうやって鍼灸での自費治療を並行して行う中で、一人一人の患者さんを個別にじっくり診ていく方が自分には合っているなって感じたんです。
だからボクは、保険を撤廃することを決断しました。
そして現在に至ります。
【鍼灸での自費診療に切り替えて2ヶ月半で思うこと】
保険を辞め、自費診療に切り替えた今、本当に人の繋がりに感謝しています。
元々通りすがりでの来院は少なかったのですが、以前よりも遠くから足を運んでいただけるようになりました。
同時に、保険診療で来ていただいていた近隣の方々も、たくさんお越しいただいています。
おこなっている治療が違えど、金額はかなり高くなっている中でです。
「他の先生にはカラダは預けられへん。」
そんな風な言葉を掛けて下さった方もおられました。
もう本当に感謝しかありません。
そういった方々のキモチや、人と人のつながりがなければ、もしかしたらもう潰れていたかもしれません。
それぐらい、たくさんの方に支えていただいているんだなって改めて感じることが出来ました。
まだたったの2ヶ月半ですが、やりがいを感じながら全力で治療が出来、わざわざボクのところを選んで来て下さる方が居て、本当に充実した毎日を過ごすことが出来ています。
まぁでも、ただ楽しいだけで治療院としての運営が成り立たずに潰れちゃったらそんなことも言ってられないですけどね^^
だからもっと充実した毎日が過ごせるよう、今出来ることをコツコツおこなっていきたいなって思います。
ボクが治療家を志したのは、ケガをして、自分自身が辛い想いをしたから。
好きなことも楽しいことも満足に出来ませんでした。
自分と同じように辛い気持ちを抱え、そこから抜け出そうと頑張っている方をサポートしたいと思ったことが治療家を志したキッカケでした。
だから今、その想いに何の制約もなく全力でお応え出来るのが本当に楽しくて仕方がないんです。
もっともっと貢献出来るよう精進してまいります。
自費診療に切り替えて2ヶ月半、ボクが今想うことは概ねそんなことでした。
いつもご覧いただきありがとうございます!
それではまた明日~♪