ツボに詳しい鍼灸師が教える、二日酔いになりにくい対策・対応法!
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
2016年ももうあと半月になりましたね。
12月のこの半月も忙しかったとは思いますが、大体の方はこれからの方が忙しくなりますよね。
忘年会、仕事、忘年会、大掃除、忘年会、忘年会…など。笑
どうしても外出が多くなり、飲む機会が多くなりますよね。
睡眠不足で体調を崩したり、胃腸に負担が掛かってお腹の調子を崩したり、また、二日酔いになったり。
そうならないために、出ていかない日は温かい食事・飲み物を摂るように心掛け、しっかりと睡眠時間も確保して下さいね。
以前にも少し書いたことがあるのですが、今日は二日酔いに関して少し書きたいと思います。
【そもそも二日酔いはナゼ起こる?】
あまりというか、ほとんどお酒が飲めないボクは、お酒を飲むといつも割れそうなぐらい頭が痛くなります。
これは「アルコール」を分解した時に出てくる「アセトアルデヒド」という物質が原因です。
飲む量に対して肝臓が追い付いていない証拠です。
ボクみたいにお酒を飲んですぐに頭が痛くなる人は、あまり飲まない方がいいですね^^
アルコールを分解する時に「水分」と「糖分」が必要なのですが、コレが不足した時に、二日酔いは起こりやすくなります。
アルコールは「利尿作用」といって「おしっこを出す作用」があります。
「アルコールは水分のうちに入らないよ」って言われるのはこのためです。
なので、ずっとお酒を飲み続け、飲み会中に食べ物もあまり食べずにそのまま寝てしまうと翌日に二日酔いになることが多いんです。
水分と糖分って、実は結構大事なんです。
飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは「脱水」と「低血糖」が関係していることも多いです。
カラダが炭水化物( 糖分 )を欲しているんです。
帰りにコンビニに酔って、プリンやアイスを買った経験がある方も多いと思いますが、実はそのせいなんです(笑)
でもラーメンは、カロリーが高いのと塩分が多いので、遅い時間にはあまり食べないようにして下さいね。
【二日酔い予防は、寝る前にポカリスウェット】
肝臓の処理が追い付かず、水分と糖分が不足することにより、二日酔いが起こるのは理解できましたよね。
では、あとはそれを補ってあげればいいだけです。
ベロンベロンじゃなければ、ポカリスウェットを500mlぐらい飲んで下さい。
水分も糖分もしっかり含まれていて、ナトリウムもあるので最適です。
お酒の弱いボクは、たとえ少量でも飲むとすぐ次の日に残ってしまうのですが、いつもこれをしているため、朝はスッキリです。
それでもスッキリしない目覚めの時は、フルーツやじゃがいもを食べてみて下さい。
じゃがいも?ってなると思いますが、じゃがいものビタミンCは熱に強く、アルコールを分解するために必要な糖質もしっかりと含んでいるんです。
二日酔いの朝は、トロトロのじゃがいもが入ったお味噌汁や豚汁でスッキリすることができます♪
【二日酔いのツボはないの?】
ちゃんとありますよー^^
ただ、これだけで治るものではなく、肝臓の機能を高めるものなので、ポカリスウェットやじゃがいもの補助役として使って下さいね。
【大敦(だいとん)】
→足の親指の付け根、小指側にあります。
(右足なら)右下あたりで、押さえるとほんの少し凹む所。
ココです↓
《刺激の仕方》
線香などで温めたり、せんねん灸などをすえてください。
出来ない場合は、指圧でもいいです。
こんな感じで親指でイタ気持ちいいぐらい押して下さい。
(目安は、10秒程度を2~3回)多くてもOKです。
【期門(きもん)】
→第9肋骨の下あたりにあります。
それがどこかわからないと思うので解説します^^
写真の指があるところに肋骨があるのはわかりますよね。
その肋骨のすぐ下あたりにあります。
指2本で押さえていますが、この奥に肝臓があるので、この付近なら正確に見つけられなくても大丈夫です。
《刺激の仕方》
ここをしっかりと温めて下さい。
先ほどのように線香やお灸でもいいですし、シャワーやカイロなどで温めてもいいです。
ただ、指圧はしにくいので温めるだけでOKです。
ツボの刺激は、これだけでバシッと効くものではないので、併用して使って下さいね。
【二日酔いにならないために最も大切なこと】
これに関しては、お酒の本業の方の意見を参考にするのがやはり良いです。
ボクが参加させていただいているマックスブログ塾の同期で、お酒に飲まれる酒屋さんこと、香川県・酒のタニーズ専務 中川さんのブログをぜひご覧ください。
そのブログはコチラ。
本当は全部見てほしいですが、中に書いてあったことを抜粋しますね。
注意してほしいポイントを簡単にまとめてみました。
①サポートドリンクを飲んでもお酒は強くならない
②自分の飲める範囲で飲む
③寝不足や疲れている時は無理をしない
④しっかりと水分を取る。
少しでも参考していただいて、楽しいお酒にしてくだいね。
最終的に自分に言っている様なブログになりました(笑)
さすがお酒に飲まれる酒屋さん(笑)
自分に言い聞かせた内容だと書いてありましたが、これは本当に大事なことです。
その時の体調や、場の雰囲気を考えながら楽しくお酒を飲む。
これが一番ですね!
体調が悪かったり寝不足だと、どんな対策・対応をしても二日酔いになります。
なので、そういったところを頭に入れながら楽しく飲んで下さいねー^^
まだまだ忘年会が続く方のためのブログはこれにて終了させていただきます!
それではまた明日~♪