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大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

鍼灸師だからこそ伝えられる、ためになる情報をお届けします!同時に、だんじりや野球など、趣味や日常の発信もしています^ ^

沢村賞も獲得した超一流の投手でも、常にストライクが投げられないのはナゼ?

阪神の藤浪投手がやっと指に掛かったボールが投げられるようになりましたね。大谷選手と大きく差を空けられてしまい、阪神ファンとしてもどかしいキモチでいっぱいです。

こんにちは!城東区の祭り好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です^^

 

今日は、以前に書いた野球のお話のリバイバルです。

この投稿をした時に見ていなかった方も多いのと、少し内容を付け加えたかったので再投稿をしました。

【プロなのになぜストライクを投げ続けられないのか】

まずは、下の写真をご覧ください^^

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千葉ロッテマリーンズの涌井投手。

西武時代、あのダルビッシュ有投手を差し置いて、プロ野球最高の投手に贈られる「沢村賞」を受賞したほどの名投手。

でもこのシーンは、キャッチャーも取れないほどのとんでもないボールを投げてしまったところです。

 

そんな日本トップクラスの投手が、なぜ、こんなボールを投げるのか。

そして、なぜ、これだけの一流投手でもストライクを投げ続けることが出来ないのか。

 

それをカンタンにご説明しますね^^

 

【多くのスポーツにある共通点】

投手だけでなく、打者でも同じです。

メジャーで活躍するイチロー選手でも、4割打者にはなれていません。

どれだけ成績を残しても、打率は3割台。

7割近くは失敗しているということです。

 

これはなぜでしょうか?

 

もちろん、速いボールを投げたり、とんでもない変化球を投げる投手も多いので、

なかなか打てないという理由もありますよね。

 

では、ゴルフはどうですか?

 

止まっているボールを打つはずなのに、毎回同じ軌道のボールはなかなか打てませんよね。

これが何を意味するかわかるでしょうか。

勘の良い方は、もう分かったかもしれませんね^^

 

では、もう少しカンタンにお伝えしますので、まずは、大きな鏡の前に立って下さい。

 

そこで、目をつぶって

「腕を横に、90度 挙げてください。」

 

そして、挙げて90度になったと思ったら、目を開けてみて下さい。

 

あなたの腕は、下の写真のように、90度になっていますか?

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思っていたよりも低い位置にあったり、

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思っていたよりも高い位置にあったりしませんか?

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どうでしたか?

自分の思っていた位置に、腕はありましたか?

 

おそらくですが、多少の誤差があったと思います。

この「誤差=ズレ」こそが、スポーツで同じ結果を出し続けられない理由なんです。

脳が「ここだ!」と思った位置にカラダが動いていないから、ミスをしてしまうんです。

 

スポーツは、筋肉・関節をフルに使います。

全ての筋肉・関節を、いつでも自分の思い通りに動かせれば、全く同じ結果を出すことができますよね。

 

でも、一括りに腕といっても、肩・肩甲骨・ヒジ・手首・指があります。

(詳しくいうなら、もっとあります)

野球の投手なら、足を上げて踏み出すので、骨盤や股関節・膝関節・足関節・筋肉なんかも関わってきますよね。

また、不安緊張、そして疲労なども、そのズレに影響を与えます。

そんな状況下で、全ての筋肉・関節を思い通りに動かすことは、とんでもなく難しいことなんです。

 

ただ、その誤差・ズレを少なくすることは可能です。

その典型的な練習が、投球練習打撃練習なんです。

 

常に同じように投げられるように、打てるように、何度も何度も繰り返し、感覚のズレを少なくしていく

この感覚のズレが少ない人ほど、コントロールがいい、そして、ヒットをたくさん打てるんです。

 

こどもの頃から毎日バッティングセンターに通っていたイチロー選手は、本当に理にかなった練習をしていたということです。

また、日本の投手が、世界的に見てもコントロールが良いのは、投げ込みという習慣が根付いていたからかもしれませんね。

 

一流の選手でもとんでもないボールを投げたり、常にストライクを投げ続けられないその大きな理由は「感覚のズレ」にあったんです。

 

そして、その感覚のズレを生むのは不安緊張、そして疲れです。

それを踏まえてもう一度さっきの写真を見てほしいのですが、実は、7回ツーアウトランナー満塁という状況でした。

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この時の涌井投手の心境は詳しくはわかりませんが、おそらく「1点もやりたくない」とか「ヒット1本で1点差になってしまう」だとか、ほんの少しの雑念が入っていたように思います。

それに加えて、7回というイニングを迎え、少しばかり疲労が溜まってきていたのではないでしょうか。

だからこそ、脳がイメージした動きをカラダが体現することが出来なかったのだと思います。

 

こうやってみていくとおもしろいでしょ?

PKで超一流のサッカー選手が、枠外に蹴ったりするのも同じ理由です。

イチロー選手やラグビー・五郎丸選手がおこなっているお馴染みのルーティンは、常に同じ気持ち・同じ動きを出来るようにと考えての行動なんですね^^

 

自分のカラダの動きを意識してみていくと、おもしろいものですよ。

もしかしたら、まだまだスポーツも上手くなるかもしれませんね^^

長くなりましたが、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた~♪