プロ野球選手がこども達に出来ること。西武ライオンズ・木村昇吾選手が発したメッセージ。
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
昨日は、先輩にお声掛けいただき、1年ぶりに野球をしてきました。
それも中学のボーイズリーグ(硬式野球)時代の大先輩でもある西武ライオンズの木村昇吾選手と一緒に。
木村昇吾選手が小学校時代に所属していた大阪クーガースの納会・野球教室と同時に、同級生の方々が集まり、毎年野球をされているんです。
5つも年齢が離れているのにお声を掛けていただき本当にありがとうございます!
(木村昇吾選手を含めたOB+5年生)対(6年生)というカタチで9回まで試合をおこないました。
大阪クーガースは、過去にもプロ野球選手を多く輩出されており、今年も横浜DeNAベイスターズからドラフト3位で松尾大河くんが指名されました。
横浜DeNAベイスターズからドラフト3位で指名された熊本・秀岳館高校、松尾大河くん。小学生が見守る中、ジーパン姿で立った一打席で左中間へ特大のホームランを放っていました。やっぱり流石ですねーっ!しっかりした下半身をしているので今後が楽しみですねー♪プロでも頑張って下さい^ ^ pic.twitter.com/k3UwiSVEyw
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) 2016年12月23日
松尾選手も木村選手も流石のプレーです。
スイングのスピードも打球の速さも全然違います。
それに、こども達が食い入るように見つめる中でしっかりと結果を出すところがプロだな~って感じました。
大阪東ジャガーズ時代の先輩・西武ライオンズ木村昇吾選手。
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) 2016年12月23日
目を輝かせる大阪クーガースのこども達の前で、フェンス直撃の当たりを放ち、こども達は大興奮!!
プロ入りから10年以上続けて、小学校時代にお世話になったチームのために野球教室を開いている姿は、本当に尊敬します。#プロ野球選手 pic.twitter.com/2RLl3M11ij
「夢を売る職業」と呼ばれるプロ野球選手。
もちろんプレーで魅せることもそうなんですが、それ以外の部分でも、プロへの夢を抱くこども達に影響を与えることが出来るんだなって感じました。
こども達のプレーに目を向け、良いプレーをした時には「ナイス、ショート!!」「えぇやん!」「うまいやん!」って声を掛けたりハイタッチをしたりしていたんですよね。
これってものすごく嬉しいと思うんです。
大げさかもしれませんが、プロ野球選手から掛けられるそういった言葉って、一生涯記憶に残るんじゃないかなって思います。
実際にボクも、木村さんからそういった刺激を受けた一人なんです。
ボクは中学時代にヒジを壊して、右投げ右打ちから左投げ左打ちに変えたことがありました。
少しはボールを投げられるようになったものの、打ったボールが内野を超えなくて自信をなくしていたんです。
そんな時にチームを覗きに来て下さった木村さんから「こんな風に打ったらボール飛ぶで。」って教えてもらい、あっさり外野へボールが飛んだんです。
「それそれ!」って言ってもらえたことがすごく自信になり、それから野球が楽しくなったのを覚えています。
大阪東ジャガーズの先輩である西武ライオンズ木村昇吾選手。尽誠学園高校時代、香川県大会で2本のホームランを放ち甲子園へ。ちょうど肘を壊し、野球への情熱を失い掛けていた中学時代に、勇気をいただいたボクの中のスーパースター。攻守交代の時は、草野球であれ全力疾走を怠りません。#木村昇吾 pic.twitter.com/0H8iB0ixMT
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) December 23, 2016
野球教室の時にこども達にかけた「普段見てくれている監督・コーチの話をちゃんと聞くように」という言葉がとにかく印象的でした。
その言葉は、プロ野球選手として影響力の大きさを自覚した上での発言でした。
「監督やコーチと違う指導の仕方をするのはカンタン。それはプロだから。でも、それでカタチを崩したり、混乱したりする可能性がある。だからやらない。」
と木村さんはおっしゃっていました。
たとえ監督やコーチと同じことを言ったとしても、こどもさんへの響き方って全然違うんですよね。
それなら「年に一度しか見れない自分のことに目を向けてもらえる発言よりも、一年中見てあげることが出来る指導者の方へ目を向ける発言をしたい」ともおっしゃっていました。
木村さんがショートを守っている時でも、捕手から投手への返球の際に必ずカバーリングに行ったり、攻守交代の時にもダッシュをしていたり、小学生が必ず教わることをキッチリとされていたんです。
ボクが小学生の時もよく言われました。
でも、ホントにそれが必要なのかは小学生の時には分かりませんでした。
だからやらない時だってありました。
ですが、木村さんは「それは間違ってないんだよ」と言葉を発するかのように、こども達にそれを気付かせるようにカラダで体現していたんです。
松尾選手がホームランを打ち、こどもたちが「すげぇーっ!!」って言ってる時にも「松尾くんも同じクーガースやってんで。みんなも出来る!絶対に出来るようになる。だから頑張れ!」とすかさず声を掛けていました。
そんな姿勢を見て「夢を売る職業」であるプロ野球選手は、プレーだけがすべてじゃないんだなって改めて感じました。
「自分がプロ入りから10年以上に渡ってこういうことを続けているのは、プロ野球選手になったクーガースの先輩がそうしていたから。プロの選手にそうやって声を掛けてもらったことがやっぱり嬉しかった。だからそのことを同じようにしているだけやねん。」
と懇親会の時に話していたのが非常に印象的でした。
プロ野球が次々と輩出されていく陰には、そういった「良い循環」があるからなのかもしれませんね。
ただ、OBの方や全く違うチームであったボクなんかを快く引き受けてくれる「環境」が、その良い循環を生み出しているのは間違いないでしょうけどね^^
「松坂世代」の選手がどんどん少なくなってきている中で、ケガで育成契約になりながらも戦力として必要とされている木村選手。
未来のプロ野球選手のためにも、来季も活躍して現役選手としてまたお会いしたいなって思います。
この度はお声を掛けていただき、本当にありがとうございました!
5打数ノーヒットと全くお役に立てませんでしたが、また来年もお声が掛かることを楽しみにしております!
長くなりましたが、本日は以上です!!
それではまた~♪