自律神経が乱れやすい12月を乗り切るために必要な9つのこと
現役のプロ野球選手が「球界ナンバー1の強肩」を選ぶというテレビの企画で、広島の鈴木誠也選手がその座を射止めました。バッティングも良く、足も速い上に、肩も強い22歳。
そんな選手が阪神にも生まれてくれないかなぁ~、なんて思っている大阪市城東区鴫野にある、段上はり灸整骨院院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
今年も残すところあと少し。
12月中頃になって一気に寒さが増してきましたね。
忙しい上に寒さもきつくなるこの季節は、自律神経が乱れやすくなります。
ボクの治療院でも、そういった症状を訴える方が非常に多くなってきているので、今日は少し自律神経について書きたいと思います。
【自律神経が乱れやすい12月を乗り切ろう】
人には「体温を一定に保つ」という機能が備わっています。
寒い時にはカラダを震わせて体温を上げ、熱い時には汗をかいて体温を下げる。
これは、自分の意志とは関係なく、カラダが勝手に調節をしてくれています。
この勝手に調節してくれている神経のことを「自律神経」と呼びます。
だから、女性によくある「手足が冷える」という症状は、自律神経の乱れの一つなんです。
どうしても外と中の気温差がかなりあるこの季節、少しでも自律神経が乱れないように心掛けていきましょ~♪
【自律神経の乱れで出てくる症状とは?】
自律神経とは、自分のチカラでどうにも出来ない神経のことです。
それが受け持つ役割って思っている以上に多いんです。
例えば、
・心臓を動かすこと
・息を吸ったり吐いたりすること
・体温を調節すること
・睡眠や食事、排泄をおこなうこと
などなど、他にもまだたくさんあります。
その自律神経が乱れると、
・心臓がドキドキして動悸がしたり
・呼吸が浅くなり、過呼吸になったり
・頭痛やめまいが起きたり
・手足が冷えたり、やたらと汗をかいたり
・寝付きが悪くなったり、寝てもスッキリしなかったり
・食欲がなくなったり、美味しく感じなくなったり
・便秘や下痢をするようになったり
・イライラしたり、急に悲しくなったり
といった症状が起こります。
カラダがだるくなったり、やる気がしなくなったりするのもそうです。
また、カラダにそういった症状が出てくることで「以前までの自分と違う」と感じて不安になったり、悩んだり、考えたりするようになり、より自律神経を乱していくこともよくあります。
【自律神経を調節するために大切な9つのこと】
自律神経の乱れは、自分自身の頑張りではどうすることも出来ないので、以下の9つのことを普段から心掛けて過ごしましょう。
1.寒くない格好をするように心掛ける
2.マフラーなどで首元を保温する
3.足首、お腹、腰などにカイロを貼る
4.お風呂にしっかりと浸かる
5.朝、太陽の光をしっかりと浴びる
6.汗を少しかく程度の軽い運動をおこなう
7.不安や悩みを友達や身近に居る人に聞いてもらう
8.楽しいこと、好きなことを積極的におこなう
9.短い時間でも良いので、自分の時間を作る
など、一気におこなおうとせず、徐々におこなってみて下さい。
それだけでもかなり調節が出来ます。
ただ、今こうやって9つ挙げましたが、それと同じぐらい大切なのは「悩み過ぎないこと」。
不眠の時に、寝ようと頑張っても寝れないし、便秘の時に、便を出そうと気張っても出ないように、頑張って治るものではありません。
逆に、頑張ろうとすればするほど自律神経は乱れます。
それならいっそ「まぁこんなもんやろ。」とか「しゃーないわ。」という風に考え方を変えることが大事です。
楽観的に考えることでキモチが落ち着いて、自律神経が安定するんです。
そうすると自ずとカラダは良くなっていきます。
ボクの治療院では、自律神経を調節する鍼灸治療をメインにおこなっていますが、その際には必ず、こういう考え方をお伝えします。
「病は気から」ってよく言いますが、これにはちゃんと根拠があるんですよね。
12月は仕事も忙しくなり、忘年会や大掃除など、やらないといけないことや予定が多くなる季節なので、自律神経を乱さないようにキモチの部分も含めて心掛けてみてくださいね~♪
本日は以上です!
それではまた~♪