代謝が落ちると痩せにくい。そもそも代謝って何?基礎代謝ってどういうこと?基礎代謝を上げる4つの方法。
プロ野球日本シリーズ・広島×日本ハムの戦いが、毎日白熱していますね。どちらも派手な野球をするチームではなく、どちらかというと堅実なタイプなので、一点の取り方・しのぎ方が見ていておもしろいですね。
今回は野球の話ではないので、このヘンでやめておきますね。
こんにちは!城東区の段上はり灸整骨院・院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
「歳を取ると痩せにくい。」
それは年齢が上がることにより、代謝が落ちるから。
だから、ダイエットをしてもなかなか体重が落ちていかない。
そんなフレーズってよく聞きますよね。
では、ナゼ代謝が落ちると痩せにくいのか?
そもそも、代謝って一体何なのか?
基礎代謝もよく使う言葉だけれど、何のことなのか?
これをカンペキに説明出来る人ってなかなか居ないと思います。
出来る方は、よっぽどカラダのことに関心がある方です。
でも、これをぼんやりとでも理解しておくことは、ダイエットや健康維持のためには非常に大切なことなんです。
【そもそも代謝って?基礎代謝って?】
代謝って、コトバで説明するとすごく難しいです。
なのでカンタンに説明しますね。
代謝とは、栄養を摂取することの反対語だと認識して下さい。
エネルギーを摂る方ではなくて、出す方ということです。
代謝が良い方が痩せやすいのはナゼか。
それは「基礎代謝」の意味を知るとわかります。
ボクたち人間は、仰向けになって安静にしている状態でも、生きていくためにエネルギーを使います。息も吸わなきゃいけないし、心臓も拍動させないといけないし、体温の調節もしないといけません。
特に何にもしていないのに、そうやってエネルギーを使っているんです。
これが基礎代謝です。
何にもしていないのに勝手にエネルギーを消費しているのが基礎代謝なら、その代謝が良い方が痩せやすいのは理解できますよね。
例えば、一般的な女性の基礎代謝は1200kcalですが、仮に1500kcalの女性が居たとします。
一日に1200kcalの食べ物を摂取したとして、1200kcalを消費する女性は「1200-1200」となり、プラスマイナスゼロになります。
言い換えれば、体重の増減がないということです。
それに対し、1500kcalを消費する女性は「1500-1200」となり、300kcal分痩せるということになります。
だから、体重を減らすためには基礎代謝が高い方がいいんです。
何にもしなくても勝手に消費してくれるんですから。
【少しでも基礎代謝を良くするためには】
では、その代謝を少しでも上げるためにはどうしたらいいのか。
その方法は、体温を上げることです。
◎体温を上げる
基礎代謝を上げるために何よりも大切なのが体温を上げること。
細くて筋肉があまりない女性より、ボディビルダーさんの体温が高いのはイメージ出来ますよね。
それは筋肉量に違いがあるからです。
筋肉がしっかりとある方が、血液をより循環させることが出来るんです。
反対に、筋肉量が少ないと血液をしっかりと巡らすことが出来ず、カラダは冷えてしまいます。
結果、基礎代謝も下がってしまいます。
代謝を上げるためには、以下の方法で体温を上げることが大切です。
①お風呂に浸かる
→出来れば毎日入浴することをオススメします。
カラダを温める機会というのは、お風呂を省くとほぼありません。
例えば、朝晩が冷え込むこの時期に体温を上げる時間を作らないと、カラダがずっと冷えたままになります。
だから、一日に一度だけでもお風呂にしっかり浸かって体温を上げることが大切なんです。
②筋肉をつける
→いわゆる筋トレが効果的です。
さきほどお伝えしたように、筋肉量が少ないと血行も悪くなり、代謝も下がってしまいます。また、筋肉量が少ないと冷えやむくみといったカラダの症状も出てきます。
なのでダイエットだけでなく、カラダを健康に保つためにも少し筋肉をつけていくことが大切です。
③適度な運動をする
→血液を巡らせて、体温を上げるためには運動も必要です。
ハードな運動をしなくても、ウォーキングやジョギングといったものでも十分です。
その時間を少し作るだけでも体温が少し上昇し、代謝が良くなります。
まずは10分程度から運動を始めてみてください。
少しずつですが、カラダが温まってくるのがわかると思います。
④しっかりと食事を摂る
→食事を摂って、消化する時にもエネルギーが発生します。
なので、食事の回数や量が少ないとなかなか代謝が上がらず痩せにくくなってしまうんです。
ボディビルダーさんが「チートデイ」といって、週に一度ほどドカ食いすることがあるんですが、それは食事量を落としたことにより落ちてしまった代謝を、しっかり食べて再度上げるためにやっているんです。
1日3食を心掛け、しっかりよく噛んで食べ、トウガラシやしょうが、肉や魚を意識して摂るようにしましょう。
食事の回数を減らしたダイエットより、回数を多く摂った方が痩せやすいということです。
そんなお話はコチラをご覧ください。
【まとめ】
ここまで説明してきましたが、なんとなくでもおわかりいただけましたでしょうか?
人のカラダは歳を重ねるごとに年々、体力や筋力が落ちていきます。
同時に代謝が落ちていくということです。
そうなると、若い頃と同じものを食べていても体重が増えてきたり、お腹周りに脂肪が付いてきたりします。
40代・50代ぐらいになると必ずそういったことが起きてくるので、これを見て下さっている方がまだ20代や30代であるなら、今のうちに普段からカラダをしっかりと温めて、今ある筋肉を維持していくことが大切です。
もちろんボクも他人事じゃないですけどね^^
少しでも快適に、健康に過ごせるように心掛けていきましょう!
本日ボクがお伝えしたいことは以上です!
それではまた~♪