風邪を引きたくない、引いても早く治したいなら、このツボを温めましょう!
こんにちは!クライマックスシリーズ出場へ向けて、驚異的な回復を見せているソフトバンク・柳田選手が気になって仕方がない城東区の野球好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です^^
先日、仕事の打ち合わせをしている時に風邪を引いている人が近くにおられました。
患者さんにお伝えするように、何気なく
「ココ温めるといいですよ~。」
「風邪に効くツボがたくさん集まってるので早く治りますよー。」
とお伝えしました。
そしたら、周りに居た方も「へぇ~!」っとビックリされていて、
鍼灸師としては当たり前のことでも、一般の方にとっては貴重な話だったりするんだな~っというのを改めて感じました。
そんな良い情報を鍼灸師だけが隠し持っておくのもどうかと思うので、今日は風邪に効くツボ、風邪が引きにくくなるツボをお伝えいたします!
【風邪を引きたくない、早く治したいならこのツボ!】
風邪って引くとしんどいですよね。
引いても仕事があったり、やることが減るわけではありません。
そんな状況で作業をすると、しんどいのは自分自身です。
集中力も落ちますしねー。
だから、出来れば風邪は引きたくないし、もし引いたとしても早く治したいものですよね。
そんな方にオススメなのが「風門(ふうもん)」というツボ。
このツボ、風の門と書いている通り、風邪を引きにくくするツボなんです。そして、引いても治りやすくなるんです。
東洋医学では風邪の邪気は、このツボから入ると言われています。
「風邪の入り口(門)」です。
ココを冷やすと風邪を引きやすくなります。
反対に温めると風邪を引きにくくなります。
知っていると知らないとでは、えらい違いですよね。
【風門の場所】
正確な場所としては、
第2・第3胸椎棘突起から外方1寸5分。
これじゃわかりませんよね。笑
なので写真付きで解説していきます^^
ツボの場所は写真の黄緑色の場所。
骨の中心から、指2本分外にあります。
そこが風門というツボですが、見つけ方をお伝えしますね。
まず、首に手を当てた状態で、頭を下に倒して下さい。
そうすると、首の骨がほんの少し飛び出てくるのがわかると思います。
その出てきた首の骨を、上からスーッと触っていってみて下さい。
そしたら、一つだけ飛び出て感じるところがあると思います。
写真でいうと、ココです!
横から見るとココです。
写真ではわかりにくいですね(笑)
とにかく一番飛び出てるなー。って感じるところに手を置いてください。
首の骨は、積み木のように縦に並んでいるんですが、その飛び出た骨の2つ下の骨を見つけてほしいんです。
ややこしくてすみません(笑)
見つけ方はこうです!
さっき見つけた飛び出た骨の下に手をおくと、少し間隔があるのがわかると思います。
それが骨と骨の「隙間」です。
こんな感じで骨を縦に挟むようにすると指がその隙間に来ます。
中指の上にさっきの飛び出た骨があります。
わかりにくかったら、近くに居る人の首でやってみて下さい^^
そしてその下の骨を挟むように、下へ持っていって下さい。
手を置いた人差し指の位置から指2本分外にあります。
こんな感じです。
右だけでなく、左にもあります。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、カンペキに見つけられなくても大丈夫ですので安心してください。なんとなーくでいいです^^
そして、さっきの骨の付近にも、ぜんそくに効くツボがあったり、喉の痛みに効くツボがあったりします。
写真でいうと、この辺りです。
その周囲に風邪に効くツボがたくさんあります。
なので、風門をカンペキに見つけられなくても、その周囲をシャワーやホットタオルで温めてあげるだけで、風邪に関しては十分効果があるわけです。
だいたいこのヘンです!
寒い時期はココにカイロを貼るのもいいです^^
これは大人だけじゃなく小さな子供さんでも同じです。
子供さんはこの辺りによく汗をかきますよね。
そんな時、濡れた服を着替えずに、そのままにしておくと風門付近が冷え、風邪を引きやすくなってしまいます。
なので、極力汗をかいたら服を着替えるようにしてあげてくださいね。
ボクもぜんそく持ちで呼吸器が強くないので、汗をかいたらすぐに着替えるようにしています。
着替えれない時は、服と風門の間にタオルを置いて冷えないようにしています。
そんなことで風邪も引きにくくなりますし、引いても治りやすくなります。
鍼灸師なら誰でも知っている情報ですが、今日はそんなことを皆さんにお伝えしました。
当たり前なことですが、風邪を引かないために手洗い・うがいもして、しっかりご飯を食べて、お風呂に入って、ゆっくり眠りましょうね~。
そんな感じでお伝えしたブログも長くなってしまったので、そろそろ終わります^^
本日もありがとうございました!
それではまた~♪