ギックリ腰の一般的な対処法は冷やすこと。だけど、ボクは絶対に温める。
開幕から躍進を続けている広島東洋カープに、エルドレッドと大瀬良という軸が復帰したことを、遠い目で眺めている阪神ファンの段上です^^
【原因にアプローチすること】
この時期になると、ギックリ腰になる方が一気に増えてきます。
実は、寒い冬よりも暑い夏の方が起こりやすいんです。
それは、カラダを冷やす機会が多くなるから。
寒くても温めることが多い冬と違って、暑いから冷やすことが多い夏は、筋肉も硬くなり、強い痛みが出やすくなります。
そんなことを以前のブログでもお伝えしましたが、そのお話の通り、本日も2人の方がギックリ腰で来院されました。
お2人とも程度は違いますが、どちらも「熱感」がある状態です。
熱感というのは、炎症が起きている状態ということです。
炎症が起きている時の対処法としては、何よりも冷やすことを優先します。
痛みを和らげること、炎症を抑えること、それらを目的に冷やすことが多いんです。
ただ、これは一般的な話で、ボクは絶対に冷やしません。
「熱感」があっても、必ず温めます。
そんな治療家はあまりいないので、よく不思議がられますが、その方が早く良くなります。
なぜなら、それが原因に対しての処置だから。
もう一度、痛みが出た原因をよく考えて下さい。
冬よりも夏の方が痛みが出やすいということをお話しました。
そして、その原因が「冷え」にあることをお伝えしました。
なのになぜ、冷やすのでしょうか?
冷えが原因で出た症状に対して、どうしてまた冷やすのでしょうか。
たしかに、その処置は痛みを一時的に和らげる効果はあるかもしれません。
ですが、早く治すための処置ではないとボクは思います。
だから、回復を最優先に考えるのなら、原因を取り除く方法である温めることの方が、適切な処置だとボクは思っています。
実際に温めた結果、一回の治療で済む人だって多いです。
もちろん鍼とお灸はしますけどね^^
でも、冷やす施術と、患部を触らない施術をおこなっていては、一回で治療が終わるなんてことはまずないんじゃないでしょうか。
一度も冷やしたことがないのでわかりませんが(笑)
今日の患者さんでもそうでしたが、
ギックリ腰でも「温める」という話をするとビックリされます。
そして、治療後の変化にも驚かれます。
それぐらい温めるという行為が大切だということ。
まぁ、それよりも痛みが出ないことの方が大切ですけどね^^
なので、痛みが出ないようにお風呂に浸かりましょうね。
あっ、言い忘れてしまいましたが、家でおこなう処置としては、一般的な冷やす方法をとっていただいた方がいいと思います。
もし万が一痛くなった時に大変ですからね。
以上、カラダを温めることの大切さをお伝えしたブログでした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!