大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

鍼灸師だからこそ伝えられる、ためになる情報をお届けします!同時に、だんじりや野球など、趣味や日常の発信もしています^ ^

ギックリ腰の一般的な対処法は冷やすこと。だけど、ボクは絶対に温める。

f:id:hari9danjiri:20160818214337j:plain

開幕から躍進を続けている広島東洋カープに、エルドレッドと大瀬良という軸が復帰したことを、遠い目で眺めている阪神ファンの段上です^^

 

【原因にアプローチすること】

この時期になると、ギックリ腰になる方が一気に増えてきます。

実は、寒い冬よりも暑い夏の方が起こりやすいんです。

 

それは、カラダを冷やす機会が多くなるから。

 

寒くても温めることが多い冬と違って、暑いから冷やすことが多い夏は、筋肉も硬くなり、強い痛みが出やすくなります。

そんなことを以前のブログでもお伝えしましたが、そのお話の通り、本日も2人の方がギックリ腰で来院されました。

 

お2人とも程度は違いますが、どちらも「熱感」がある状態です。

熱感というのは、炎症が起きている状態ということです。

 

炎症が起きている時の対処法としては、何よりも冷やすことを優先します。

痛みを和らげること、炎症を抑えること、それらを目的に冷やすことが多いんです。

 

ただ、これは一般的な話で、ボクは絶対に冷やしません

 

「熱感」があっても、必ず温めます。

そんな治療家はあまりいないので、よく不思議がられますが、その方が早く良くなります。

 

なぜなら、それが原因に対しての処置だから。

 

もう一度、痛みが出た原因をよく考えて下さい。

冬よりも夏の方が痛みが出やすいということをお話しました。

そして、その原因が「冷え」にあることをお伝えしました。

 

なのになぜ、冷やすのでしょうか?

 

冷えが原因で出た症状に対して、どうしてまた冷やすのでしょうか。

たしかに、その処置は痛みを一時的に和らげる効果はあるかもしれません。

ですが、早く治すための処置ではないとボクは思います。

 

だから、回復を最優先に考えるのなら、原因を取り除く方法である温めることの方が、適切な処置だとボクは思っています。

 

実際に温めた結果、一回の治療で済む人だって多いです。

もちろん鍼とお灸はしますけどね^^

でも、冷やす施術と、患部を触らない施術をおこなっていては、一回で治療が終わるなんてことはまずないんじゃないでしょうか。

一度も冷やしたことがないのでわかりませんが(笑)

 

今日の患者さんでもそうでしたが、

ギックリ腰でも「温める」という話をするとビックリされます。

そして、治療後の変化にも驚かれます。

 

それぐらい温めるという行為が大切だということ。

 

まぁ、それよりも痛みが出ないことの方が大切ですけどね^^

なので、痛みが出ないようにお風呂に浸かりましょうね。

 

あっ、言い忘れてしまいましたが、家でおこなう処置としては、一般的な冷やす方法をとっていただいた方がいいと思います。

もし万が一痛くなった時に大変ですからね。

 

以上、カラダを温めることの大切さをお伝えしたブログでした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!