マーリンズ・イチロー選手が、メジャーで残した3000本のヒットの軌跡。
毎年恒例の阿波踊り参戦ツアーが楽しみで仕方がない院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
今日、いつものように野球の記事をたくさん読んでいて、
すごく目に留まった記事がありました。
記事というより、一枚の写真にです。
とにかく衝撃的だったので、
今日はそれを皆様にお伝えさせて頂きます。
【メジャーで残した3000本安打の軌跡】
先日、アメリカメジャーリーグ・マーリンズに所属するイチロー選手が、メジャー通算3000本安打を達成しました。
27歳で海を渡っての記録は、日本だけでなく、世界中で賞賛されているのは皆さまご存知のことだと思います。
それと同時に、今アメリカで、イチロー選手が絶賛されているのはご存知でしょうか?
もちろん、ヒットに関してです。
まずはこの写真をご覧下さい。
この写真は、イチロー選手がメジャーで記録した3000本の安打の全打球位置を示した図です。
青がヒット、黄色がツーベース、黒色がスリーベース、赤色がホームランです。
この写真の青色の位置に注目して下さい。
ホームランを示す赤色の位置はライトにしかないのに対し、
青色は全ての方向にあるんです。
割合で見ると、ライトが31.3%、センターが35.3%、レフトが33.4%なんだそうです。
それだけ満遍なく打ち分けているということ。
これを見た時に、やっぱりイチロー選手は「天才」だと思いました。
だって、内野も外野もライトもレフトも、本当に全ての場所にヒットを打ち分けているんですから。そんなこと、日本球界だけでなく、アメリカのメジャーリーグ全体を見渡しても出来る人は居ないと思います。
本当に衝撃的でした。
そして、これを見た後に、過去にイチロー選手が残した言葉がふと蘇ってきました。
その言葉とは、
努力せずに、何か出来るようになる人のことを「天才」というのなら、ボクはそうじゃない。
努力した結果、何かが出来るようになる人のことを「天才」というのなら、ボクはそうだと思う。
人がボクのことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
ボクは天才ではありません。
なぜかというと、自分がどうしてヒットを打てたのか説明出来るからです。
そう、打ち分けたヒットのほぼ全てを説明出来るというのです。言い換えれば、たまたまその場所に打球が行ったわけではなく、そこがヒットになると確信して、それを体現していたということ。末恐ろしい限りです。
そして、それも昔から出来たわけじゃなく、
努力を積み重ねることで出来るようになったということ。
本当に頭が上がりません。
同じ人間として、イチロー選手と同じことが出来るとは思いません。それこそ、やはり「才能」というものもあると思います。
ですが、この写真・エピソードを通して、同時に小さなことを積み上げていくことの大事さ、継続することの大切さを再認識することが出来ました。
おこなうレベルは違いますが、誰でも出来るような当たり前のことをコツコツ積み上げてみよう、そう強く感じた夏の夜でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!