「お腹・腰・足は冷やしたらアカン」その理由は、東洋医学のツボにあった!!
大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、
院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
先日、女性しかいない会社様へ、鍼灸治療・美容鍼灸をしに行ってきました。
10人ほどの方を診させて頂いたのですが、
その中の症状で多かったのは、ホルモンバランスの乱れと冷え。
生理痛や生理不順、なんかの症状がものすごく多かったんです。
昔よく、近所のおばちゃん達が、「足とかお腹は冷やしたらあかんで」って、
そんなことをよく言われましたよね?
あれって、ホントに的確だなって思うんです。
なぜかというと、お腹・足・腰には、生理痛・生理不順、冷え性に効くような女性にとって非常に大切なツボが、たくさん存在するから。
そこを冷やしてしまうから、ホルモンバランスの乱れが生まれてきてしまうんです。
これは医学的に証明されたり、提唱されているわけではありません。
個人的に、ボクが勝手に強く思っていることなんです。
でも、絶対にそうだと断言できます(笑)あとに出てくるツボをご覧いただければ納得して頂けるはずです^^
【女性のお悩みをやっつけてくれるツボ】
関元(かんげん)
おへその下3寸(指4本分下)にあります
ヨガでも言われる、気の集まるところ「臍下丹田(さいかたんでん)」にあります。
下痢・便秘、生理痛・生理不順、不妊症、食欲不振など、
カラダ全体を元気にしてくれる万能のツボです^^
気海(きかい)
おへその下1.5寸(指2本分下)にあります。
呼んで字のごとく、「気の海」です^^
たくさん気が集まっている大事なツボです。
お腹がゆるい方、生理周期が乱れる方は知っておきたい場所です。
三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしから、3寸上(指4本分上)にあります。
女性にとって大事な三つの経絡(線路のようなもの)が交わるところ。
生理痛・生理不順・PMS・足の冷えなど、女性は知っておきたいツボです^^
太谿(たいけい)
足の内くるぶしの後ろ。アキレス腱との間にあります。
「谿」とは「くぼみ」という意味。
冷えや足のむくみにはものすごく効果のあるツボです^^
太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の間。
骨と骨の間を上から滑らせていって止まる所にあります。
足の冷え、生理痛、生理不順、PMS、貧血などに効果が高いツボです^^
血海(けっかい)
膝小僧の内側から、2寸上(指3本分上)にあります。
血の海と書くだけあって、貧血や立ちくらみ、生理痛に抜群の効果があります。
腎兪(じんゆ)
第2・3腰椎棘突起の間、2寸外(指3本分外)にあります。
このツボは説明してもわかりづらいので、写真でイメージしてください^^
(写真青が頭側、緑が足側です)
カラダの疲れ、冷え、腰痛、生理痛、めまいなど、
カラダを元気にしてくれる非常に良いツボです。
血府(けっぷ)
腎兪の2寸外(指3本分外)にあります。
貧血、無月経、卵巣嚢腫など、婦人科疾患全般に効くツボです^^
【冷やした分、温めることが大切】
こんな感じで、お腹・腰・足には、たくさんの大事なツボがあるんです。
それも、女性のお悩みに関するツボばかり。
お腹・足・腰を冷やすというのは、これらのツボを冷やすということなんです。
だから、冷え性・生理痛・足のむくみ・貧血なんかが出てきてしまう。
否定する人もいるかもしれませんが、ボクはそうだと思っています。
これらの症状がある方には、
ボクは、先ほどご紹介したツボへ、鍼とお灸をおこないます。
でも、鍼やお灸をする前に、手を触れているだけで
冷えている感覚がボクの手に伝わってくる方がほとんどです。
それだけ無意識にカラダを冷やしているということ。
「お腹・腰・足は温めなアカンでー!」という昔からの言い伝えは、
ただの迷信ではなく、本当に正解なんだと思います。
6月も半ばに差し掛かり、これからドンドン気温が上がっていきます。
女性にとっては、オシャレが出来る季節でもあります。
今挙げたような場所を冷やして街へ出ることが多くなります。
オシャレをしたい気持ちもわかるので、
「絶対に冷やさないで!」とは言いません。
ですが、極力冷やさないように、
そして、冷えてしまったら、しっかりお風呂で温める。
これだけは意識するようにしてください。
そうすれば、苦しまずに快適な生活が送れるようになりますので^^
オシャレをしたいなら、
暑い夏場でもしっかりお風呂に浸かりましょう!
そんなことをお伝えしたブログです^^
また季節にあったブログもお届けしていきますね^^
では、最後までお読み頂きありがとうございました!