大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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健康のため、一日に一度はカラダを温めていますか?

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大阪市城東区鴫野にある小さな治療院、

段上はり灸整骨院の院長・段上です^^

 

人のカラダは、エネルギーの75%以上を、

体温維持に使っていると言われています。

なぜそんなにエネルギーを使う必要があるかというと、

人は、体温を維持しなければ死んでしまう、

そんな生き物だからです。

 

カラダの中心部の体温が、

35度を切ると低体温症と呼ばれ、

体温が42度を超えると細胞が壊死してしまいます。

カラダが冷えると不調を訴えやすくなるのは、

生きるためのカラダからのサインだったりするのです。

 

熱い時には、汗をかいて体温を下げ、

寒い時には、カラダを震わせて体温を上げる。

そうしなければ、生きてはいけない。

だからこそ、人は体温調節に大きなエネルギーを使うのです。

 

35度と42度。

人の平熱からすると、35度の方が

すぐに陥ってしまうのは理解できるはずなのに、

なぜか人は、カラダを温めようとしないんです。

 

夏場になると特にそう。

薄着になり、クーラーをかけ、冷たい物を飲む。

おまけにお風呂に浸からない方がほとんどです。

 

これでは体温が下がってしまい、肩が凝ったり、

腰が痛くなったり、生理痛がひどくなったりするなど、

カラダの不調が出てきてしまいます。

体温を上げるためのエネルギーもより多く使ってしまうので、

カラダも疲れやすくなってしまう。

 

だからといって、カラダを温め続ける必要はありません。

先ほどお伝えしたように、

カラダは勝手に体温調節をしてくれています。

ですが、エネルギーを使いすぎないよう、

せめて一日に一度は、カラダを温めましょう!

 

温めることでカンタンなのは、お風呂に浸かること。

全く浸かっていなかった方なら、たった2~3分でも構いません。

それだけでカラダは変わります。

肩凝りや腰痛が楽になったり、生理痛が軽減したり。

エネルギーの消費を抑えられるので、

カラダが疲れにくくなったりするなど、きっと良い変化が出るはずです。

 

人のカラダは常にフル稼働しています。

呼吸もして、運動もして、食べた物の消化もおこなう。

たくさんの役割がある中の体温調節だけでも、

ほんの少し、休ませてあげましょう^^

 

今日は、カラダを温めることの大事さを書いたブログでした^^ 

ではまた明日更新いたします!