悩みや不安を抱え、自律神経を乱す方にとって最も大事なことは「想定」するという考え方。
こうやって顔を出して一年中毎日発信していると、批判を受けることもあります。面と向かって言われることはないですが、コッソリ悪口を書かれています。意見や考え方は人それぞれなのであまり気にはしませんが、それだけ「影響力が出てきた」と勝手に解釈しています。笑
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
【悩みは自律神経の乱れを生む】
何かに悩むことってありますよね?
家庭、育児、仕事、生活、金銭、人間関係など、普段の日常には悩みのタネはたくさん転がっているので、おそらく一つや二つはあるのではないかと思います。
まだ一つや二つ、それも自分自身で解決が出来ていれば問題ないのですが、その悩みが三つも四つも出てきた時、自分では処理しきれなくなるんです。
そうなるとカラダの「 自律神経 」が乱れてしまいます。
自律神経とは、自分の意志とは関係なく、カラダが勝手に動かしてくれている神経のこと。
昨日お伝えしたような「眠たくなる」とか「お腹が空く」といったことも全て自律神経がやってくれています。
だからその神経が乱れると、眠れなくなったり、お腹が空かなくなったり、食べても美味しくなくなったりしてしまうんです。
こういう経験って皆さんありますよね。
そうしたことが積み重なっていくと、自律神経失調症、うつ病という症状へと変わっていってしまいます。
【悩みが生まれてくる原因は何?】
ボクのところでは不眠や食欲不振、便秘や下痢、動悸や吐き気など、自律神経症状を訴える方がたくさん来られます。
そういった症状を訴える方には、鍼灸治療が非常に有効だとボクは思っています。
そしてそれを強く実感しています。
ですが、それだけでは治りません。
ナゼなら、これらの症状の原因は「 悩み 」にあるから。
皆さん必ず持っているはずのこの悩み。
その「 悩みの原因 」って一体何だと思いますか?
考えたことがなければ、ぜひ一度考えてみてください。
あっ、でも、考える前に答えを書いちゃいますが。笑
悩みというのは、基本的に今起こっていることに関して何かを感じているのではなく、これから先「起こる可能性があることに関して不安を感じてしまうこと」によって生まれるものなんです。
だから、アドバイスとして「先の事なんか考えても仕方ないよ」と、悩みをあまり抱えないタイプの方はそんな風に言うと思います。
ですが、悩みがある人にだってそれぐらいわかっています。
きっと心の中では「それぐらいわかってるわ!」と言っていると思います(笑)
そのぐらいのことはわかっているんだけど「その対処の仕方」がわからないんですよね。
わからないから悩む、悩むからしんどくなる、それにより色んな症状が出てきてしまい、またしんどくなる。
ホントにその繰返しだと思います。
【自律神経の乱れを整えるのはこころの余裕】
この悩みを解決する方法はたった1つ。
それは「 想定する 」こと。
悩みというのは、これから起こることを「何が起こるか分からない」から不安に感じ、あれこれ心配して、考えて、結果しんどくなるんです。
だから、先に想定・準備してしまうんです。
具体的にどういうことかというと、これからこの問題に対してどんなことが起こる可能性があるかをあらかじめ先に紙に書き出すんです。
例えば、「Y」という問題が起こったとします。
これに対して、どんなことが想定されるか、A・B・Cを考えます。
まず軽めなところでA、少しやっかいなところでB、手に負えないところでCとします。
軽めのケースAに対しては①で対応出来るだろうということを書き、念のため②という対処法も考えておきます。
そして次に少しやっかいなBが起こった時は、①と②の対処法を考えるだけじゃなく、③という少し大きめの対処法を考えておきます。
次に、どうしても対処出来ないようなCが起こった時ですが、この時は素直にあきらめましょう。笑
想定しようにも、今まで感じたことがないようなことがこれから先起こる可能性があるなら、正直対処のしようがありません。
だからその時は「しゃあないわ」「なんとかなるわ」と、もう割り切るしかありません。
その分、①と②が起こった時にきっちりと対処ができればいいわけです。
そうやって先に紙に書き出しておくと、実際に問題が起こった時には、もう既に想定内なんです。
そして対処の仕方もわかっています。
自律神経の乱れを整えるために、最も大切なのはこの「余裕」です。
こうやって字に起こして書くことで、アタマの中で問題や不安を整理することが出来て、キモチに余裕が生まれます。
そうすると不思議と悩みや不安が軽くなります。
イメージだけで考えると、上手く整理出来ないので、どうしても不安が大きくなりますよね。
そうなるとカラダも自律神経も良い方向に向かってくれないので、こういった考え方はぜひ意識してみて下さい。
こういった考え方と鍼灸治療は非常に相性がいいので、また何かおチカラになれることがあれば気軽にご相談下さいね~♪
長くなりましたが、本日は以上です!
それではまた明日~♪
〒5360013
段上はり灸整骨院