親の有難み、家族の大切さを改めて感じることが出来た母親の緊急手術。
今日の黒板はコチラです!
治療への想い・こだわりがたっぷり詰まったB型のだんじょーです!
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) 2017年2月15日
そんな性格のせいか、たまに患者さんをお断りすることがあります。
賛否はあるかもしれませんが、大切なその時間も、そのお金も、もっと別のカタチで使う方がお互いにとっていいんじゃないかって思うんです。#黒板同盟 pic.twitter.com/rUmTxw5hsT
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
侍JAPANにも選ばれているヤクルトの秋吉亮投手が、昨日久々に“日本のボール”で実践をおこないました。今までWBC球で調整していたため「いつもより曲がりにくい感じがあった」と、WBC球の方が扱いやすいようなことを口にしていました。大事な局面で任されるであろう投手だけに本当に心強いですね。
【青天の霹靂】
「青天の霹靂」ってこういうことなのか…。
青天の霹靂とは、青く晴れ渡った空に突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事が起こること。
まさにその言葉通りのことが起こりました。
その出来事があったのは節分だった2月3日金曜日。
何気なく、いつものように黒板を書き、Facebookに写真をアップし、Twitterにも写真をアップしました。
書いた内容が“こどもさんをお預かりすること”だったので、それならボクが写るよりも、預かってくれる受付の母親が写る方がいいと感じ、撮らせてもらいました。
それがこの写真。
最近はこどもさんを預かってくれる治療院が増えてきました。
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) 2017年2月3日
ボクのところでもそうですが、特別な設備や環境はありません。
ですが、3人の子を育て、孫を育て、親と同居経験もある受付の母親が、付きっ切りでこどもさんと楽しく遊んでくれています♪#ママさんの良き相談相手 #黒板同盟 pic.twitter.com/YfigKWbmVj
フェイスブックの方では本当にたくさんの方からコメントをいただきました。
この写真を撮った時、この写真をSNSにアップした時は、まさかこの日の晩に母親が倒れて救急車で運ばれるなんて全く想像もしていませんでした。
【予想だにしていなかった大動脈解離という病気】
2月3日の仕事を終え、母親たちとはご飯を共にせず、ボクは梅田へご飯を食べに行きました。
梅田に着き、ご飯を少し食べ始めたぐらいの時に、父親から着信がありました。
普段、父親から電話なんてありません。
何となくイヤな予感がして電話を取ると「お母さんの調子がおかしい」と電話越しに訴えました。
続けて「食道の辺りが気持ち悪くて、目がチカチカして、吐いてるんや。」と。
「とりあえずすぐに救急車呼んで!今からすぐに戻るから!!」とボクは伝えました。
それを伝える前にすでに救急車を手配していたらしく、タクシーで家へ向かう道中に、父と姉が乗り病院へ向かう救急車を発見。
慌てて後ろを追い掛けてもらい、病院へ。
運ばれた病院での診断は「軽い狭心症」。
そんな風に伝えられ、心配ながらもかなり安心したのを覚えています。
ですが、その安心も束の間。
「もう少し詳しく検査したいので、CTとMRIを撮らせてほしい。」と言われました。
ヘンな胸騒ぎのまましばし検査の結果を待つと、
「大動脈解離A型です。命が危険なので、すぐに手術しないといけません。こちらの病院では手術が出来ないので、今から救急車で別の病院へ搬送します。」と伝えられました。
大動脈解離とは、心臓から出る大きな血管である「大動脈」が破れてしまう疾患で、循環器系では心筋梗塞に次いで2番目に致死率が高い病気です。
また、母親がなってしまった「A型」というのは、心臓の周囲に出血して死に至る可能性があるので即座に手術をしないといけない状態だったんです。
その日の夜中1時頃からの緊急手術。
担当の先生からは「破れた範囲が広く、脳や腸にもうすでに血液が巡っていない可能性がある。」と言われました。
それから9時間強。
手術を終えた時にはもうお昼に差し掛かるぐらいになっていましたが、手術は無事に成功。
ICUに居る母親が目を覚ますまでの間、先生や看護師さんからはたくさん怖い話を聞かされましたが「とにかく命さえあれば、もうなんだっていい」とボクだけでなく、家族みんなそう思っていました。
意識はハッキリしないものの、目を覚ましたのは2月6日。ちょうどその日は父親の誕生日。
数分ですぐに目を閉じましたが、運ばれた2月3日からもうすでに3日が経過していました。
それから意識がハッキリとしたのは、翌日の2月7日。
母親は自分がナゼここに居るのかすらよく分かっていない状況でしたが、他に変わった様子もなく本当に安心しました。
目を覚まし、意識が戻るまでの間、会う人会う人に強く振舞ってきましたが、陰ではたくさん泣いていました。
ボクだけでなく、家族みんながそうでした。
でも、たくさん管がつながり、生かしてもらっている状態ではありましたが、とにかく命があって良かった。
本当に心からそう思いました。
【一日一日を大切に。感謝の言葉は忘れずに】
今回の件でたくさんの方にご迷惑をお掛けし、そして、たくさんご心配をいただきました。話を聞きつけて色んな方が連絡をして下さり、わざわざ治療院にまで足を運んで下さる方もおられました。
本当に感謝しかありません。
このようなことがあり、より一層母親の有難み、そして家族の大切さを改めて感じることが出来ました。
日に日に元気になっていく母親に刺激を受けながら、ボクたちも家族みんなで力を合わせながら一日一日成長しています。
まだこれから先、1ヶ月程入院が必要なので、何かとご迷惑をお掛けする機会もあるかと思いますが、母親も趣味のInstagramを更新出来るまでに回復してきたので、現状をお伝えしたいなと思い、本日こうやって書き綴りました。
(母親の入院先から見た風景)
最初に載せた写真のように、運ばれる当日まで元気だったのに、人間というのは本当に何が起こるかわかりませんね。
早くに親を亡くされている方はもうすでに感じておられるでしょうが「一日一日を大切に。そして親を大切に。」とそう強く感じました。
人生で初めて母親と姉とインカメをした写真を最後に、本日のブログを終えたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!