生まれ育った町で店舗を持つ人間として出来ること。無駄に明るく大きな看板を選んだワケ。
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
ダルビッシュ投手の自主トレムービー(Instagram)に、楽天のオコエ瑠偉選手が写っていましたね。楽天の球団社長・立花陽三さんとの会食の際にそんな話になったんでしょうね。これからも日本プロ野球の発展に大きく貢献していってほしいですね^^
【生まれ育った町で店舗に対して出来ること】
駅から徒歩7分。
人の通りが多いわけでもない。
大きな通りに面しているわけでも、近くにスーパーや飲食店があるわけでもない。
「こんな場所で大丈夫ですか?」
「今ならまだ変えれますよ?」
なんていう言葉を工務店さんからもいただきました。
でも、この場所でどうしてもやりたかったんです。
それは、ボクがこの町で育ったから。
この町で生まれ、この町の方に支えられ、ここまで大きく成長することが出来た。
「資金は提供するから梅田でやってくれないか?」
「隠居しようと思うんやけど、院を引き継いでくれないか?」
「新しい店舗をオープンするから院長としてやってくれないか?」
本当に有り難いお話をたくさんいただきました。
ですが、全てお断りしました。
鍼灸界では有名な先生に弟子入りし、約4年間ほぼ無給で学び、そして研鑽を重ねたと自負する当時の自分の技術を(ちょっと自惚れてました笑)、この町の方以外に提供する理由がボクにはわからなかった。
だから誰に何を言われようと、この「城東区鴫野」という町で開業をしたかったんです。
仕事以外でも「この町に出来ることは何でもしよう!」と心に決め、2012年の10月に開業。それから4年と2ヶ月が経ちました。
だんじりの若衆というカタチでもありますが、その間、町会の行事、老人会さんの行事、小学校でおこなわれる運動会や防災関係の行事など、ほぼ全てに参加してきました。
ご祝儀や陣中見舞いなど、もちろんたくさんのお金も使います。
「すごいな」とか「大変やな」と声を掛けていただきますが「町に根差したお店」というのはそういうものだと思っています。
だから何も苦になりませんし、むしろいつも楽しませてもらっています。
そんな中、先日、嬉しいお話を聞きました。
それは、ボクの治療院がある前の「通り」で、
痴漢が1件もなくなったというお話。
実は、この前の通りは灯りがあまり点いていなくて、そして人通りも少なく、痴漢をする側の方にとっては好都合な場所でした。
町会の会議でも度々取り上げられるほど多かったそうです。
ボクがそれを知った時はもう施工に入る段階だったんですが、店舗の看板を大きく明るい物に変更することを決めました。
あまり目立つ必要はないと思っていたので、小さな看板をお願いしていたんですが、急遽工務店さんに話をし「この通り一体が明るくなるような看板にしてほしい」とサンプルを見せて変えてもらいました。
それがこの看板です。
(だんじり仲間でもあり、プロカメラマン中内良太くん撮影)
それから4年と2ヶ月の間、この前の道での痴漢が1件もなくなったそうです。
些細なことかもしれませんが、もうそれが嬉しくて嬉しくて。
勝手に自分でやったことなんですが、店舗が閉まっても遅くまで電気を点け続けていて「ほんまに役立ってるのかな?」なんて思っていたので、こういう結果に結び付いて本当に良かったです。
まぁでもこんな話をするとすぐに痴漢が出たりするもんなんですけどね(笑)
そうならないことを祈ります!
今でこそ色んな地域の方が来て下さるようになりましたが、根底にあるのは生まれ育った町に貢献したいという想いです。
そのキモチは今も変わりません。
ただ、地元の方に治療をすることが地域への還元だと思っていましたが、それだけではなく、患者さんとして電車や車に乗って来られた方が、この鴫野で何かを買ったり、食べて帰るのも一つの貢献になるんじゃないかなっと今は思っています。
今回の件に関してもきっとそうですよね^^
微力ではありますが、生まれ育った町に少しずつでもまた何か貢献していけたらなと思います!
長くなりましたが、本日は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた~♪