大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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2060年には、人口で最も多いのは86歳。その時に健康に過ごせる方は一体どれぐらいいるのだろうか?

 

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こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

総勢94名を誇った日本プロ野球界「松坂世代」の選手たち。37歳になる来季も現役でプレーするのは18人。生存率は実に19パーセントとのこと。

どんなに実力があっても、経験があっても、やはりカラダの衰えというのは誰にでもやってくるものなんですね。「松坂世代」に憧れた世代の一人として、今残っている選手たちのさらなる活躍を楽しみにしたいと思います。

今日は、そんな年齢や体力に関するお話。

ある記事を読み、こんなツイートをしました。

2060年に日本の人口で最も多くなるのが86歳ってすごい時代ですよね。

この記事は、TKOの木本武宏さんがその道のエキスパートの方に会いに行き、対談形式で世の中のことを聞き出していくという内容で、昨日は「人口減少の恐ろしさ」を書いたものでした。

もし良ければ読んでみて下さい^^

toyokeizai.net

と、言っても読まない方が多いですよね。笑

なので、気になったところをまとめてみました^^

昔は子どもが産まれても、栄養状態や医療の未発達で毎年多くの人が亡くなった。そして、65歳まで生きる人がほんの少ししかいなかった。

ところが医療が発達してみんなが長生きするようになった。2010年のグラフは65歳前後の人口は、非常にボリュームがあります。(記事内にグラフあり)

それが2030年には少子化で下の年齢層がすぼんで、だんだん人口が狭くなって、ピラミッド型のグラフから砲弾型になって、2060年には壺型になるわけです。

推計ですが、2060年でいちばん多い年齢層は86歳なんです。

86歳の女性が70万人強になる推計です。

 続けてこう書いていました。

1人の女性が一生の間に生む子ども数の平均値が合計特殊出生率ですが、2.07だと親世代と同じ数の子どもが産まれて人口がずっと維持できます。今は1.45程度まで落ちています。そうである限り親の世代より人口は増えない。 

戦後、団塊の世代団塊ジュニアが大人になった時は、生産人口がすごく増えましたが、子どもが減って、お年寄りも少なかった。生産人口に属する人たちが社会の富を作りますが、その富を「次の世代と高齢者を支えるためのおカネ」にあまり使わなくて済んだ。そこで残った部分を新たに投資できて、高い経済成長を生み出した。

(一部省略あり) 

お年寄りが増えると、どうしても社会保障に支えなければなりません。

そしたら、経済への投資もしずらくなると。

記事のタイトルに書いているように、人口が減るということはそんなに色々なところにしわ寄せが来るんだなって、率直にそう感じました。

色々と考えさせられることがありますよね。

そしてこの記事を読んでそんなツイートをしたボク宛に、理学療法士でもありプロスポーツ選手のトレーナーでもある樋口さんから返信がありました。

これにはボクも全く同じ意見でした。

記事を読んで、少子化社会保障などに関しては理解しましたが、ボクたちの職業からみて、サポートできるのはそこじゃないなって。

 

これからボクたちに出来ることというのは、本当にこの未来がやってきた時に、元気に過ごせる86歳の方をどれだけ増やせるか、そして健康に目を向けていただけるように、いかにお伝えするか、そこだと思うんですよね。

 

今診させていただいている方でも、今の症状が治ることだけを目標にしているわけではありません。

そうではなくて、せっかく預けていただいたお身体なので、生涯元気に過ごしていただけるようにと思って毎日施術に当たっています。

施術の際でも、このブログの中でも、姿勢や態勢のこと、食事や健康のことをお伝えしたりしているのは、普段から少しでも気に留めて下さって、少しでも快適に、健康に過ごすことが出来たらなぁっていう想いがあるからです。

 

健康なカラダに投資することは決して悪いことではありません。

あのスティーブ・ジョブスさんも「あなたのために、ドライバーを誰か雇うことも出来る。お金を使ってもらうことも出来る。だけれども、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。」とおっしゃっていたそうです。

健康に過ごすことがいかに大切か。

図らずもそんなことを教えてくれた良い記事でした。

長いですが、良ければ読んでみて下さいねー^^

日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる | TKO木本の「基礎から知りたい」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

本日は以上です!

それではまた~♪