円形脱毛症には鍼灸が効果的!鍼の道具をご紹介(梅花鍼・集毛鍼)
運命のプロ野球ドラフト会議が今日行われましたね。
ブログを書いている現段階では、まだ指名選手を確認していないので、どこにどんな選手が指名されたのか気になってしかたがありません。
こんにちは!野球が大好きな城東区・段上はり灸整骨院院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
円形脱毛症ってご存知ですか?
男性・女性に関わらず、髪の毛の一部分がくり抜かれたようになる症状のことです。
その抜け方が〇っぽくなることから「円形脱毛症」と呼ばれ、時には「10円ハゲ」なんて言われたりもします。
ハゲって言うとちょっとキツく聞こえてしまうので、円形脱毛症という言い方のほうがいいですよね^^
ボクの師匠がよくやっているのを弟子入り時代に見て、回復ぶりに思わず「すげぇ~っ!!」って思っていたことを今でもよく覚えています。
なぜそんなに効果があるのかというと、鍼灸はカラダをリラックスさせたり、血行を良くしたりすることが出来るから。
そもそも円形脱毛症になる大きな原因は、ストレスです。
悩んだり考えたり、緊張をしたり重圧に押し潰されそうになったり、そんなことがあると人はカラダの機能を乱しやすくなります。
ご飯が食べられなくなったり、便秘になったり、夜が眠れなくなったり、必要以上に不安になったり。
そんな時に円形脱毛症もおこりやすい。
心の乱れ、自律神経の乱れからそういった症状が出てくるので、それを整えてあげればいいだけです。
鍼とお灸を使って、気持ちを落ち着かせる治療・カラダに元気を与える治療をします。
それだけでも十分なんですが、毛が抜けてしまっている円形のところに鍼とお灸をすえます。
それも結構たくさん。
それにより、血流が良くなり髪の毛が少しずつ生えるようになってきます。
使う鍼は、腰や肩に刺すような一般的なものでいいのですが、今日は昔から使われている少し変わった鍼をご紹介します。
【梅花鍼(ばいかしん)】
細長い棒のような造りで、先端の両側に長い鍼と短い鍼があります。
何でこんなに柄が長いかというと、しならせて使うためです。
トントントントンとリズミカルに叩いていくのですが、これめっちゃ痛いんです!笑
長い方なんか我慢出来ないぐらい痛いです!!
短い方でもかなり痛いです!
時には血が出るぐらいです(笑)
弟子入り時代には兄弟子によくされていましたが、今はあまり使っていません。
【集毛鍼(しゅうもうしん)】
この鍼もさっきと同じように鍼先は長いですが、痛みはマイルドです。
なぜなら、中にスプリングが入っていて、刺すと中にへっこむようになっているんです。
昔こどもの頃によく遊んだ、ニセモノのナイフのような感じです。
(年代によっては遊んでないかもしれませんね。笑)
持ち方としては、こんな感じ。
鉛筆のようにして持ちます。
でも見るからに痛そうでしょ?
実はそうなんです!笑
スプリングが入っているとはいえ、これだけ先が長くて尖っているとなかなかの痛さなんです。
なので、鍼の長さを調節します。
こんな感じ。
鍼先がほんの少しだけ出ているのがわかりますか?
持つ位置を変えて、当たる鍼の長さを調節するんです。
刺激を加えたい場合は鍼先を少し長くし、刺激を抑えたい場合は鍼先を短くします。
手で微妙な調節を入れながら、これもリズミカルに叩いていきます。
相当練習しないと上手く出来ませんが、慣れると調節はカンタンです。
こうやって刺激を変えながら、円形脱毛症の局所に刺激を与えていきます。
気持ちを落ち着かせる治療を入れ、カラダを元気にする治療を入れ、局所の血流を良くする治療を入れてあげることにより、放っておくよりも回復は大幅に早くなります。
女性なんかは特に、なかなか人に言えなかったりすると思うので、もしなってしまった時は、病院ではなく、鍼灸院へ行くことをオススメします。
人に話すことで多少のリラックスも出来るので、それだけでも早く良くなると思いますしね^^
あまり需要はない話かもしれませんが、今日は、円形脱毛症のこと、梅花鍼・集毛鍼のことを長々と書いてみました。
そんな感じで今日のブログを終わります!
それではまた~♪