大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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目薬は一日何回までがベスト?ドライアイの原因は目薬のさしすぎだった!

こんにちは!城東区の野球好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です。

昨日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ、残念でしたね!

広島の黒田投手が投げて日本シリーズへの切符を手にしてほしかったのは、きっとボクだけじゃなかったと思います。そんな素晴らしいシナリオは、また日本シリーズの楽しみにしておきましょう!といっても、ボクは阪神ファンです(笑)

 

【人のカラダは勝手に調節をしてくれている】

暑い時は、体温を下げるために汗が出ます。

寒い時は体温を上げるためにカラダを震わせます。

 

お腹が減った時は、音を鳴らして空腹を知らせてくれます。

満腹になった時は、眠たくなって消化を促してくれます。

 

同じように、目が乾燥した時は、勝手に涙が出てきます。

 

それは、乾燥した状態でまばたきをして、目を傷つけないように保護するためです。

その機能が落ちてきたのがドライアイです。

 

乾燥して、目がショボショボしたり、ゴロゴロしたり。

目が疲れやすくなったり、時には痛かったり。

ドライアイは、仕事を含め、日常生活をする上で決して快適なものではありません。

そんな目が乾燥した時に、まず必ずおこなうのが目薬ですよね。

 

皆さんは、一日に何回ぐらい目薬をさしていますか?

 

ボクもよく目が乾燥するのですが、朝起きた時、午後の診察の開始前、夜の仕事終わり、ブログを書いている時の4回ほどさします。

それより多かったとしても5回以上さすことはあまりありません。

ですが中には一日10回以上さす方も多いと聞きます。

 

実は、目薬のさしすぎはドライアイをより引き起こしてしまうんです。

 

なぜかというと、カラダが持つ機能を妨げてしまうから

先ほど書いたように、目が乾燥した時には、涙が勝手に出るようになっています。
涙が出ることにより、目を保護してくれているのですが、その涙の中に、「ムチン」と呼ばれる物質が含まれています。


「ムチン」とは、目の水分を逃がさないように保湿してくれる「めっちゃ良いヤツ」です^^

何度も何度も頻繁に目薬をさしていると、その「良いヤツ」であるムチンが洗い流されて少なくなってしまうんです。

そうすると、本来勝手に分泌されてくるはずのムチンも、「それだけ潤いがあると、おれの出番はねーや。」ってふて腐れちゃうんです。

それにより、より乾燥を生んでしまう。

だから、ドライアイで悩む方は、目薬のさしすぎには注意しなければなりません。

実際に、ドライアイの原因が目薬だったって方もかなりの確率でありますからね。

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【ドライアイで覚えておきたい6つのこと】

1.目薬は7~8回程度に

(多くても10回以上しないこと)

 

2.まばたきをたくさんする

(まばたきは目の潤いを促します)

 

3.疲れたら、目を温める

(血液の循環を良くして疲れを取ります)

 

4.リラックスした時間を作る
(リラックスしていないと、涙の分泌量が減ります)

 

5.コンタクトの装用時間を短くする

(長時間のコンタクト装用は乾燥を生みます)

 

6.パソコン・スマホを使ったら適度に休憩を

(1時間作業をしたら、15分は休憩したいところです)

 

【まとめ】

ボクもドライアイの傾向があるので、疲れたから、乾燥したから目薬をさしたいキモチがすごくよくわかります。

ですが、目薬のさしすぎはカラダにとっては決して良いことではありません。

特に市販の目薬には防腐剤も入っていますし、何度もさすことにより、その液剤が目に溜まっちゃうこともあります。

中にはそれで視力を悪くしていく人も多いですからね。

ドライアイで悩んでいる方、治したい方は、目薬の回数を制限しながら、他の5つのこともぜひ意識して取り組んでみて下さい。

それだけでも今よりは快適に過ごせるはずです^^

 

長くなりましたが、本日はこれにて終わります!

最後までありがとうございました!

それではまた~♪