パソコン・スマホなどの影響で出てくる眼精疲労には、どんな治療よりも鍼灸治療がオススメ。
こんばんは!城東区の祭り好き鍼灸師・段上 功(だんじょう いさお)です^^
【緊張が眼精疲労を強くする】
眼精疲労に悩む方って多いですよね。
どちらかというと、目の疲れを感じない人の方が少ないぐらいです。
もう現代病と言ってもいいかもしれません。
眼精疲労は、目の疲れだけでなく、頭痛・肩こり・イライラなど、さまざまな症状を引き起こします。
ボクも今までに2度、眼精疲労が慢性化し、ひどい偏頭痛に悩まされた時期がありました。
毎日の仕事・学校以外に、国家試験用の勉強を1日数時間していました。
だんじりの集まりが非常に多く、週末は勉強できる時間がほとんどなく、平日も仕事が終わって家に帰れるのが早くても23時頃。
トイレに行く時や、車に乗っている時の信号待ちの時間を利用して勉強をしているほどでした。
「落ちたらいけない」と必要以上に思っていたんでしょうね。
そんな状況で、夜中に机に向かって勉強し始めると、いつも決まって左の首すじから側頭部、目の奥の方まで、ものすごく痛みが出てくるんです。
ドクンドクンと心臓の拍動に合わせるかのような痛みでした。
2度とも、国家試験の1ヶ月前になると症状が出始め、試験後にはだんだん落ち着いてきたことを考えると、目の疲れと共にストレスも原因だったように思います。
【眼精疲労の症状】
・目がショボショボする
・夕方になると目がかすむ
・近くや遠くに焦点が合いにくくなる
・目の充血
・目の奥の痛み
・ドライアイ
・まぶたが開きにくくなる
ひどくなると・・・、
・肩こり
・首こり
・(偏)頭痛
・胃痛
・不眠
・イライラ
・集中力の低下
・全身の倦怠感
などさまざまです。
目の疲れといえば、かつては読書好きな人や目を酷使する人だけの悩みでした。
それが今や、ほぼすべての方が目の疲れを訴えるようになりました。
その原因は明らかですよね。
テレビ、ゲーム、パソコン、スマホなどの急速な普及により、ディスプレイを眺める機会がものすごく増えました。
特に、スマホやパソコンを触ることを仕事としている人にとっては、1日何時間も画面と向き合っています。
今までは一晩寝れば楽になる「疲れ目」だったのが、毎日の疲労の蓄積で、寝ても治らない眼精疲労を生んでしまったんです。
ではなぜ、ディスプレイを眺めると、眼精疲労が起こるのか。
それは、目の筋肉を酷使するから。
近いところを見たり、遠いところを見たりするその何気ない動作は、実は目の小さな筋肉が上手く調節することによっておこなえているんです。
こどもの頃の理科の授業で「毛様体筋(もうようたいきん)」って習ったことありますよね。
あの筋肉が、伸びたり縮んだりして頑張ってくれているんです。
近くを見るときは縮み、遠くを見るときは緩みます。
それによりピントが合うようになっているんです。
だから、スマホやパソコンを眺める時のように近いところを見続けていると、目の筋肉が縮まったままになるんです。
目の筋肉が縮むというのは、全力で綱引きをしているのと同じです。
【縮まった筋肉は鍼で緩めよう】
眼精疲労には、どんな治療よりも鍼灸治療が有効だと思います。
それは筋肉を緩めたり、血行を良くしたり、キモチを落ち着かせたり出来るから。
・筋肉を緩められること
→くび・肩の筋肉もそう。眼精疲労があると、背中や肩甲骨周りの筋肉も硬くなってきますよね。それらを直接緩められることがとにかく大きいです。
・血液の循環が良くすることが出来ること
鍼とお灸は、カラダが本来持っている「治癒力」を高める治療法です。
とにかく血行が良くなります。
それにより、毛様体筋に直接鍼を刺せなくても、筋肉を緩めることができます。
・キモチを落ち着かせることが出来ること
緊張やストレスは筋肉を硬くします。それにより、眼精疲労の症状を悪化させてしまいます。
鍼灸治療はその高ぶった筋肉を抑え、リラックス効果を与えます。
肩・くび・腰はもちろん、美容鍼灸の時と同じように、コメカミや眉毛の辺りも鍼を打ちます。
一見コワイですが、あとはかなりスッキリしますよ^^
これからも仕事でパソコンやスマホを見る機会が多いなら、快適に過ごすために鍼灸治療をオススメします♪
あまりにも眼精疲労を訴える方が多いので、今日はそんな記事を書いてみました。
最後までありがとうございました!
それではまた~♪