2016年9月4日(日)岸和田だんじり祭・試験曳きの様子と、大雨の中での気付き。
高校野球日本代表が、6試合でわずか1失点という圧倒的な投手力を武器にアジア王者に返り咲きました。彼らがまた上のステージで羽ばたく姿を見るのが今から楽しみで仕方ありません。
こんにちは!城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長・段上 功(だんじょう いさお)です^^
【岸和田だんじり祭・試験曳き】
昨日は、岸和田だんじり祭の試験曳きに行ってきました。
ボクが所属している地区とは違うのですが、ご縁を頂き、早いものでもう10年ほど続けて参加させて頂いております。
岸和田のだんじりと大阪市内のだんじりは、形も違えば曳き方も違い、同じ「だんじり祭」でありながら全く別物のような祭りです。
岸和田は豪快かつ勇壮なイメージなのに対し、大阪市内はお囃子がメインでゆっくり練り歩くイメージ。
タイプは全く違いますが、あれだけの大きな祭りに参加させて頂いて、肌でその凄さを感じられるのはボクたちにとって非常に良い経験になっています。
ただ、走るスピードが速いので、付いていくのが少し大変ですが、いつも楽しませてもらっています。
試験曳き前の岸和田市内の風景。
雨予報でしたが、なんとか晴れました。
商店街の入り口風景。
祭り当日は、だんじりが駆け抜けるため、人だかりが出来ています。
ボクらが参加させて頂いている中之濱町さん。
出発前の様子。写真ではわかりづらいですが、皆さん気合が入っていました。
鴫野から参加しているメンバーで、出発直前に写真を撮りました。
このあとすぐに出発です。
休憩時の写真。
雨がどこに行ったのか不思議なぐらいの晴天。
ただ、あまりの暑さに表情が少し苦しそうでした。
岸和田のだんじりの醍醐味・やりまわし。
全速力でカーブ(角)を曲がります。
綱・屋根(大工方)・前梃子・後梃子など、さまざまな役割があり、みんなの呼吸がピッタリ合わないと綺麗に決まりません。
祭り本番で最高のやりまわしを決めるため、この試験曳きで微調整していきます。
本番ではないとはいえ、危険を伴うやりまわし。
どこの町も祭り本番のような表情でした。
試験曳き終了直前、大雨にさらされてびしょ濡れに。あまり濡れてはいけない木で出来ただんじりには、すぐにカッパを被せます。
そして、だんじりを小屋へ直します。
事故やケガもなく試験曳きは終了しました。
この写真の後にだんじりを直すのですが、
直した後すぐに30代・40代ぐらいの方がタオルを持って濡れただんじりを一生懸命拭く姿が印象的でした。
もちろん町の宝なので、濡れたところを拭くのは当たり前のことなんですけどね。
でも、立場のある方達が後輩に指図するわけでもなく、率先して、丁寧にだんじりを拭く姿には感銘を受けました。
その姿こそが、祭りのあるべき姿だと思います。
若い青年団の子達だけで楽しむのではなく、大人の方達も含めてみんなで祭りを楽しんで、みんなで祭りを盛り上げていこうという姿勢がそこにあらわれていたように感じます。
鴫野に帰り、天王田のだんじりメンバーにこの出来事を話すと、みんなその姿を見ていて、同じように感じていたそう。
祭りの規模が大きくなっても、そういった心を忘れていないからこそ、これだけの人が集まってくるんだなと心から感じました。
9月17日(土)・18(日)にある本祭は、雨が降らず、また事故やケガもなく、安全に曳行出来るよう祈っております。
そしてまた楽しみにしています。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
また明日更新いたします!