大阪市内のだんじり祭り鍼灸師・段上 功のブログ

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寒い冬よりも、暑い夏の方がカラダが冷えやすい。毎日お風呂に入っていますか?

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大阪市城東区にある段上はり灸整骨院

最近はだんじりの投稿ばかりしている、

院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

 

【冷えは万病の元】

梅雨が過ぎ、本格的な夏がやって来ました。

大阪の週間天気予報を見ても、

毎日30℃を超える気温になっています。

 

実は、これだけの暑さが続くとき、

冷えからくるカラダの不調が起こりやすくなるんです。

 

ぎっくり腰や寝違えのような急に出てくる痛みや、

肩こりや足の浮腫みのようにじわじわと出てくる重だるさ。

これらは全て、この夏の方が起こりやすい。

そして、風邪なんかもこの時期に引きやすいんです。

 

こういう話をすると、

「夏より、冬の方が冷えやすいイメージがある。」と、

みなさん驚かれます。

 

ですが、実際には、

冬よりも夏の方がカラダを冷やしているんです。

 

少し考えてみてほしいんです。

例えば、35℃に迫るような暑い日に外へ出掛けたとします。

 

男性なら、Tシャツに短パン、サンダルというスタイル。

女性なら、Tシャツかノースリーブに、足のくるぶしが出たようなパンツ、キレイにネイルをした爪が見えるような靴を履きますよね。

必ずその恰好ではありませんが、暑い夏は、涼しげな服を着ることが多いですよね。

 

そういった格好で外へ出掛けて、デパートやショップで買い物をし、飲食店でランチやディナーを摂る。

当然、お店の中はエアコンが強く掛かっています。

歩き回って、汗で濡れた服は、エアコンの風が当たると、寒く感じることが多いはずです。

 

そこでまた、冷たい飲み物を飲む。

家に帰ってきても、エアコンの効いた部屋で生活をする。

 

それだけカラダを冷やしているのにも関わらず、

暑い夏は、お風呂に浸からず、シャワーで済ますことが多い。

 

薄着で出掛け、冷たいものを飲み、エアコンでカラダを冷やす。

 

振り返ってみれば、お風呂に浸からなければ、

一日の中で、カラダを温める行為は一度もないんです。

 

だから夏は、冷えからくる症状が多くなるんです。

 

反対に寒い冬は、

温かい格好をし、マフラーやカイロを常備し、

温かい部屋で、温かい飲み物を飲む。

そして、カラダが冷えているのでお風呂にしっかりと浸かる

 

冬は、思っている以上にしっかりとカラダを温めているんです。

だから、冬よりも夏の方が、冷えからくる症状が多くなる。

 

だいたい8月前後ぐらいには、ぎっくり腰の方が多発してきます。

そのほとんどの方が、お風呂に浸かっていないんです。

ボクの今までの統計では、8割以上の方がそうです。

 

なにも、夏に温かい格好をしたり、温かい飲み物を飲んでくださいと言っているわけではありません。

ただ、冷えてしまったカラダを温めるために、

短い時間でもいいので、せめてお風呂には浸かりましょう。

 

痛みのない快適な生活を送るためには、

1日に1度、体温を上げることが大切です。

 

冷えは万病の元と言われますが、

温めて病気になることはあまりありません。

 

これだけカラダを冷やす暑い夏だからこそ、

しっかりとカラダを温めることが大切です。

ボクもどんなに暑くても、疲れていても、何時に帰ってこようが必ずお風呂には浸かるようにしています。それは自分のカラダのためです。

 

健康に過ごすためには、治療より養生です。

 

痛みが出ればもちろん、しっかりと治療させて頂きますが、やっぱり痛みは出ない方がいい。ボクはそう考えているので、みなさんにそうお伝えしています。

 

健康に過ごしたい方はぜひ、しっかりとお風呂に浸かりましょう!

 

暑さがなかなか引かない仕事終わりに、考えていたのはそんなことでした^^